他の男と飲みに行くのを許さない。
携帯をチェックする。
スケジュールをチェックする。
門限を設定する。
という男性がいました。
それ以外の相性、価値観、優しさ、外見、知名度、財布の懐具合など全てが完璧なのに上記のような束縛をするそうです。
そりゃ、40歳過ぎても結婚できないわけです。
こういった束縛のデメリットは、相手を信用していないから信愛できないといった話ではありません。
また、猛烈に非モテコミットな態度ですが、それもそこまで大きな理由ではありません。
もちろん、非モテコミットで、女性側の気持ちを冷めさせる効果は十分ありますけどね。
ここでは、恋愛モンスター的なデメリットを二つ挙げておきます。
まず、この男性は、相手の女性にずっと好きでいてもらいたいんですよね。
人間の心理は押せば引かれ、引けば押してくるように出来ています。
なので、このように押す態度は全く逆の効果を生みます。
で、引くというのは、どういう態度かというと、
別に他の男と飲みに行ってもいいよ。楽しいならいいんじゃない。
という態度ですが、これだけだと、単に非モテコミットの反対の態度、モテる振りをしているだけになります。
恋愛モンスター的にはさらにもう一歩踏み込んで、次のような言葉が追加されます。
別に君が他の男と一緒になりたかったら、それでいいよ。それで、君が幸せならね。
たとえそうなったとしても、自分の君に対する気持ちや愛情は変わらないけどね。
何故なら、それこそが愛だからです。
相手が、誰と付き合おうが、結婚しようが、子供を作ろうが、離婚しようが、関係ありません。
さて、もうひとつのデメリットがあります。
相手の女性が外で他の人と交流するのを制限しているんですよね。
これでは、相手の女性が成長しません。
成長というのは、一言で言うと、他人と話すと言うことです。
他の人の価値観を、自分の価値観と付き合わせながら、探っていき、取り込んでいき、また、自分の価値観を見つめ直す。それが成長だからです。
そして、互いの成長なくして、二人の愛の継続はありえません。
つまり、上記の男性がやっていることは、ふたりの関係の向上の全否定な訳ですね。
これは90個目の記事になります。100回目に何故ブログのタイトルが恋愛モンスターなのかを説明する予定です。