50時間もコミュニケーションを取っていると、間にはいろんな感情が出てくるでしょう。
1) 最初から、結婚はない。でも、気は合う。
2) 片方に恋愛感情はあるけど、片方はそうでもない。
3) 両方にそれなりの気持ちはあるけど、事情により結婚できない。
事情というのは、既婚だったり、子供がいたり、仕事の制限があったり、病気があったり、住所が離れていたり、家柄的に合わないとかいろいろです。
結婚するべき、結婚できる相手だったら、その時点で話は決まっているので、問題はないわけです。
一番多いのは、3)でまだ結婚できる段階にない場合でしょう。
両想いだし、付き合っちゃえぇとか、ここで付き合っておかないともうこの人とはないかも、とかいろいろな思いで付き合ったり、セックスしちゃったりするわけです。
でも、論理的考えると、その先にあるのはこれだけです。
では、もし、付き合ったり、セックスしなかったら、その先どうなるのか?
それって、いいものなの?
とか思うわけでしょうが、よく考えてください。
なんで、そんな風に感じるのか、論理的に説明します。
プレセックスピリオドが一番気持ちが高まるのは、みなさんも体験していると思います。
で、ヒトは基本的に今の状態がそのまま伸びていくと期待するように脳の構造がなっているわけです。
なぜなら、落ちているボールが急に上に昇っていくような世界だったら、何も予測することができずとても不安になるはずです。
なので、基本的に今あるものはそのまま行く。例外的に変化するものだけに気をつければ良いと脳の基本スタンスが出来ているわけです。
なので、付き合って、セックスして、ドーパミンがじゃんじゃん出ることでより高みに登っていけるという思いから付き合ってしまうわけですが、実はプレセックスピリオドの気持ちの高まりはその状態が維持されてこそより深い今まで体験したことのないような世界にいけるのです。
端から見て仲の良い夫婦とかカップルがいますよね。
でも、彼らがけんかをしていないことは100%あり得ません。
けんかをして互いに理解し合ったからこそ、仲が良さそうなのです。
ところが、恋愛モンスターでいると、けんかすらせずにその状態に到達できます。
これは体験してみないと分からないと思います。
ちょっとしたことで、このまま付き合った方がいいのかなという誘惑があることもあるでしょう。
でも、違うんですよ。それは質を変化させながら、どんなものにも負けない想いになっていきます。