これは男女とも当てはまりますが、今回は男性の立場で挙げていきます。
男女関係ない項目は女性の場合も当てはまるでしょう。
結婚するということは、一生を添い遂げるということです。少なくとも、当初の予定では。
人生何が起こるか分かりません。綺麗とか、可愛いとか、かっこいいとか、タイプだとか、年収が高いとか、資産が多いとか、料理が上手いとかいろいろありますが、どれもこれもいつ無くなってもおかしくないものばかりです。
ここに5つの例を挙げておきます。
1) 子供が出来なかったら。
男性の10-15%は不妊です。場合によっては、奥さんが責められたりしますが、10-15%って、結構大きい数字です。なので、不妊検査をするときは旦那さんも一緒にした方がいいです。
で、お金があれば、IVFとかでむりくり出産できる場合もありますが、本当、金かかります。
そういうときは、あっさりと養子をもらえば良いんですが、そういう選択をする覚悟があるか。
2) 子供が障がい児だったら。
最近は高齢出産も多いので、このリスクは結構上がっています。
20代のうちに産みきっておくのが、一番安全。そうすると、2歳年齢が離れた子供二人産むとしたら、遅くとも27歳で結婚となりますが、35歳過ぎてからの出産はそれなりの覚悟が必要です。
3) パートナーが癌になったら。
たばこ・酒の多い人や月経不順などホルモンバランスが悪い女性は若いときに発症するリスクがどうしても上がります。
こうならないためにも、生活や食事に互いに最善の注意を払うべきです。
ぶっちゃけ、夫婦の会話の1/3くらいが互いの健康の話でもいいくらいです。
4) 交通事故などで、半身不随、失明などになったら。
交通事故は、こっちがいくら注意していても、向こうがルールを破って突っ込んできたらどうしようもありません。
それで、子供の命を失うこともあるでしょう。
パートナーがそういうことになっても、そして、場合によっては、それで収入が激減するかもしれません。それもよしと思えるような相手なのか。そういう状況を受け入れる覚悟があるかです。
5) 妻がレイプされたら。
今回、一番関係あるのはこれ。
今回の生理的嫌悪感はこの場合でもでてくるかもしれません。
しかし、まぁ、他人の陰茎が、妻の膣に入っただけですからね。物理的に考えたら。
セックスは誰とでもできるんです。
外見だけで人を好きになることも簡単です。
でも、共感を経て、人を愛することはやりたくても簡単にはできません。
それには、50時間の壁を越えて、100時間の壁を越えて、ヒステリーの壁を越えて、
二人で笑って、怒って、泣いて、苦しんで、喜んで初めて手にはいるものなんです。
教会で、やりとりする「病める時も健やかなる時も」って、古くさくてバカらしく聞こえるかもしれないけど、意外と本当に大事なことを削りすぎてああいう表現になっているんだよね。