昨日の話は、結構根が深い問題で、恋愛テンプレ脳でも、恋愛モンスターでも直面する問題です。
今まで書いてきたのは、互いに理解しあうことの重要性や、互いに魅力的であり続けることの重要性でしたが、最後に出てくるエゴの問題が今回の問題です。
同棲や結婚をすると、これはして欲しいという案件が出てきて、でも、してくれないと。
で、女性がヒステリー、もしくは男性がDV(言葉だけのことが多い)することで、相手側がむりくりやらされていくわけです。
それを嫌だと反発すると、今度はもっと大きいヒステリーやヒステリーの持続、もしくはもっとひどいDVや言葉や飛んでくるわけです。
これは何もこんな暴力的な表現だけでなく、たとえば、女性が恋愛テンプレ脳で男性経験が豊富、男性側はそこまででもないのですが、家がそれなりの家柄で結構な金持ちといった場合ですね。その場合、女性の自己評価が低くなっていることも合わさって、かなり尽くさないといけなくなります。それをとことんやりきって、りっぱな女将さんになるのも一つの道だし、それが昨日書いた話そのものでもあるのですが。
で、そういう反発を繰り返しているうちに、結婚していなかったら、別れる選択をする場合もあるし、結婚していたら、ずっと我慢して熟年離婚する場合もあるでしょう。
ほとんどの場合は、けんかが最小限になるように徐々に互いに折り合いを付けていきます。
どっちかだけが被害者ということはないからですし、そうなった場合は離婚になりやすいです。
結果、ほとんどの夫婦が無関心になっていきます。とくに外の生活を互いに持っているとそうなりやすいですね。
一方、相手してくれる人が旦那さんしかいないとなると、少し様子が変わってきて、相手が一人しかいない分、ヒステリーは継続していて、あとは旦那さんのキャラクターによって仲の良さが変わってきます。
で、ポイントは二つあって、ひとつはけんかが最小限になるように徐々に互いに折り合いを付けていくというところです。
ほとんどの場合、これは自然にまかせて行われます。
でも、ここを意識的にできるとずいぶんと違うはずなんですよね。
もう一つは、それだけコミットするだけの、サポートするだけの人生を相手が生きているのかどうかというのが、実は一番大事だったりします。
仕事に対する理解っていうのは、そこで効いてくるし、社内恋愛が上手くいく場合はそれですよね。
女性に関していうと、その意味では綺麗とか可愛いはあまり意味がないのですよ。
それは劣化していくもので、成長していくものではないので、それ以外の価値をメインにおいて自分を育てていくべきなのです。