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人口問題研究所の結婚につながる恋愛に関する調査が穴だらけな件

昨日、ぐるちゃで話題になってので、少し解析してみました。

 

質問はこれでした。

 

結婚を決めてから結婚まで3年くらいかかるということですか?

 

この結果からそういう質問となるんですが、

http://www.ipss.go.jp/syoushika/bunken/data/pdf/19608605.pdf


下記のリンク先が図になっていてわかりやすいです。ただし、解釈を間違っていますけどね。

みんなどれくらい付き合ってから結婚してるの? | 結婚し隊

 

結婚までの交際期間が平均4年となっていますが、一般的な式場や婚活サイトの調査や実際の体験とのギャップが甚だしいです。


しかし、税金が入っていると思われる人口問題研究所がしている調査であり、信憑性が高いと紹介されているわけです。

 

なので、大元の調査方法を少し調べてみました。

過去実施した調査票|国立社会保障・人口問題研究所


わかったのは、ランダム抽出した調査であり、偏りがない調査であること。および90%近い回答率からもまじめな人だけアンケートに答えているという偏りもなさそうです。

 

 

主に少子化問題を解決するための材料として調べられているので、どちらかというと作りに焦点を合わせた調査ですが、そもそも普通は結婚しないと子作りもしないので、もう少し結婚までの道のりを調査して欲しいところです。とくに最近は調査対象者の年収まで調べているのにその解析がなかったりします。

 

さて、最初に一番大きい問題点を挙げておきます。


この調査は既婚者に質問しているのですが、結婚の時期に関する質問事項で聞かれているのは次の2点です。


いつ、旦那さんと知り合いましたか?


いつ、結婚しましたか?

 

この二つの質問だけで、この差分を取って交際期間として計算しています。


このままだと、中学校の同級生と15年ぶりに再開して結婚した場合、交際期間が18年とかになってしまいます。


必要なのは、いつ交際し始めましたか?という質問ですよね。


しかも、一度別れた場合は、再度交際が始まった時期から計算してくださいと備考をつけていないと上記の同級生問題にぶつかります。


これらを回避するためには、


はじめてデートしたのはいつ頃ですか?(その後、別の人と交際していた時期がある場合は、交際が再開されるときに初めてデートした日で答えてください。)


はじめてセックスしたのはいつ頃ですか?


この二つの質問があった方が、結婚に結びつく恋愛の形式を理解するのはちょうどいいでしょう。

 

 

そもそもなんでこんなことが起きたかというと、結婚するカップルは知り合ってすぐ付き合いだして、長く付き合った後に結婚しているはずだと恋愛テンプレ脳の役人か学者がアンケートを作成したからです。


しかも、歴代の役人は薄々、知り合ってから結婚するまでを交際期間にするのはおかしくねと気付いていても代々同じ形式でサマリーを作っていて、前例主義で責任を負いたくないためそこには手を付けず、代わりに別の質問を追加したりしています。

 

最新のアンケートでは同棲していた場合、その期間も教えてくださいという項目が加わっています。

 

恐らく4年近く付き合ってから結婚しているカップルが周りにほとんどいないため、おかしいなと考えた役人か学者が加えたのでしょう。

 

あとできれば、折角年収も聞いているわけですから、500万以上、240万以下で高所得者、低所得者のそれぞれの結婚への行動様式も解析して欲しいところです。

 

 

 

結果で面白かったところをピックアップすると、女性が25歳以下で結婚する場合、その半分はできちゃった結婚であるということ。

 

 

女性が25歳以上の場合の結婚の決め手は選択肢のうち二つまで選択可の質問で、一位が「そろそろ結婚してもいい時期と思った」の50%で、次に22%で、「できるだけ早く一緒に住みたかったです」

 

2位の選択肢なんて、付き合って4年のカップルの言葉とは思えません。


これらのこととほぼ1年で結婚が決まっている市中のアンケート結果をすりあわせると、

 

20代後半になって、仕事もだいぶ慣れてきて将来の見通しも立ってきたので、そろそろ結婚したいなと考えたけど、合コンで知り合った人といきなり結婚するのなんて、ちょっと嫌だし、同じ会社の気になるあの人に声掛けてみよう。もしくは、友達にあの子との食事をセッティングしてもらおう。2,3年前から気にはなっていたんだよね。

 

という結婚の様式が当てはまります。


もちろん、純粋に知り合って数年付き合って結婚したカップルもいるでしょう。


でも、そんなカップル10%もいないのは、20代後半で友達の結婚式に散々参加した人ならわかるはずです。

 

ということは、ここで大事なのは、いつ誰に気に入られるかわからないので、第一印象を上げておく必要があるのと、
そういうアプローチがあるまで、大きめのコミュニティーでは彼氏を作らないということです。同じ会社のあいつと付き合っていたなんて子と結婚しようとは思われないからです。