これはある意味、何故、互いに両想いのれんモスSが早々とセックスした場合、結局、1年ももたずに別れることになるのかという話の根本的な理由となります。
理想の相手という言葉がよく使われます。もしくは、好みのタイプでもいいでしょう。
それはこういう顔で、こういう性格で、こういう体型で、できれば、こういう経済的スペックならいうことなしみたいなやつです。
で、それに近い人と出逢えると、タイプ通りの人かも、いや、違うかもという期待と不安がセットになって恋愛感情となって発動します。
それが互いに同時に起こると両想いとなるわけですが、そこで付き合って、セックスした時点で、その相手に対するイメージが固着してしまうわけです。
女性のヒステリーというのは、要は私の期待していることと違う事に対する反発です。
本来、相手のことをよくわかっていない。さらには、人は変化したり、揺らぎを持つ生き物ですから、こういうときもあるし、こんなときもある生き物です。そういった揺らぎをほとんど経験せずにこういうときにこうする人とほぼ思い込みでいるから、それと違うことをしたときにヒステリーが発動します。
ヒステリーに対して、怒りで応答すれば、けんかになりますが、元々の原因が彼女の思い込みのミスマッチなので、解決するはずがありません。
そんなことが積み重なって、やっぱり、私たちって合わないわねと別れるわけですが、そもそも合う相手なんてこの世に存在しないんですよ。
いるのは合わせられる相手だけです。
自分も相手も、常に変化していかないと成長はしませんし、二人の関係性も向上していきません。そのためには相手の変化を受け入れないといけません。
変化は年単位で起こってきますから、できるだけ自分の変化の幅を受け入れてもらわないと、少ないままだと結婚した後のヒステリーの頻度もそれに反比例して増えていきます。
つまり、互いに出会ってから、セックスするまでの期間が長いほどヒステリーの頻度は減るわけです。
結婚生活を安寧なものにしたければ、できるだけ初セックスまでの時間は長めに取った方がいいわけです。