今日のお題は、「女性総合職 結婚」です。
ですが、私は女性総合職というのが、どういう仕事までを含むのかがさっぱりわからないわけです。
そこで、勝手に想像していきながら、この問題をひもといていきます。
総合職と対極にあるのが、一般職で、地元の窓口業務みたいな仕事で転勤がないという話は聞いたことがあります。
なので、もう少し専門的な知識が必要な職業だけど、専門職とはいわないことから、熟練の技術や膨大な知識、もしくは、研究職ではないのでしょう。
会社の業務をこなす上で、まさに総合的に知識を得ながら、潤滑に営業成績が上がるように働く人と読み取りました。
そうすると、ここでキーワードが出て来ます。
「総合的に知識を得ながら」です。
これは要するに、継続的に長期間、いろんな部門の業務やトラブルシューティング、特別な投資の成功例と失敗例をどれだけ知っているかが、出世するための肝となってくるわけです。
動きの激しい業界だったら、業界全体の動きも把握しておかないといけません。場合によっては世界レベルで。
すると、階層的には最初の2,3年は最前線のコマンダーで、5,6年で中間管理職、10年で小チームリーダー、15年で部署リーダーとかでしょうか。
5,6年目以降はほぼずっと業界にいたという実績が必要でしょうから、実は出入りできるのは最初の4年程度だけなんですよね。
なので、結婚出産で元に戻れるとしたら、業種にも寄りますが、最初の4年間だけでしかも、戻ったら同期と同じだけコマンドーしないといけません。
と考えると、実質不可能なのがわかります。
ということは、そういった上級職に就くというのは、四つの経路しかありません。
同じ会社の中で結婚。
ランクの高い他の会社の人と付き合って結婚(これは筋が悪いので、恋愛モンスターに徹した方がいいですが)。
結婚せずにキャリア一本。
会社のネームバリューをつかって、はあちゅーのようにメジャーデビュー。
もうひとつは最後のバリエーションで、将来的に独立したときに役立つ知識、人脈を狙って作っていくです。
総合職は所詮、その会社でしか通用しない奴隷でしかないので、かなり意識して、どの会社に行ってもやっていけるスキルや知識を身につけるようにしましょう。
これは男も女も同じです。
上司との関係もふくめて、その会社にコミットしすぎることは筋が良くありません。