アメリカだと、愛してるだの、何かやることある?とかだの、ありがとうだの本当インテリジェンスの高い層では、嫁さんに対する気のつかい方が半端ではないわけです。
もちろん、妻から夫に対する態度も同様です。
一方、カップルははなれるときにハグしてキスするくらいはするけど、気持ち悪いくらいの互いに気を遣う態度はあまりありません。
お互いのやりたいこと、すきなことを尊重して、その上で二人が上手く行くのか試しているからです。
さて、日本です。
「彼氏が~♡」と嬉しそうに話すそれほど付き合った回数が多くない若い女の子のイメージは湧きますが、同じテンションで
「旦那が~♡」と嬉しそうに話す女性はそれほど思い浮かびません。ランクが落ちてるけど、優しい旦那を捕まえたテンプレ主婦の新婚当初くらいでしょうか。
むしろ、粗大ゴミだの、旦那元気で留守がいいというATM扱いの発言が多々見受けられるし、実際、主婦が集まって話すのは旦那のぐちがほとんどです。
一方、若い子は彼氏彼氏で彼氏に夢中、夢中すぎて浮気の疑いでヒステリーを起こし、20代後半になると、結婚していなかった場合、彼氏なのかセフレなのかよくわからないような関係になるか、男性不信になっているかといった状態です。
男女の関係というのは、生物において種の保存という意味においても、最低限必要なものであり、絶対なくならないものです。絶対必要なものです。
その男女関係において次の二つのうちどちらが大事か判断できていないわけです。
- 自分のことをよくわかってもいないのに、結婚を前提に付き合ってくれと言ってくる男性
- 半年や1年で別れることになる男性
- 妊娠したら、堕ろしてくれといってくるかもしれない男性
- 50年間にわたり、1億2000万円自分に投資してくれる男性
- 自分が病気になったときにちゃんとフォローや面倒を見てくれる男性
- 自分の子供達にちゃんと投資して面倒を見てくれる男性
後者につながる一番大事な男性というのは、付き合ってセックスした相手ではありません。
結婚しようが結婚すまいが、自分のことを理解して、大事にしてくれる男性です。
それがわかってないから、自分が付き合わない、結婚しないと感じる男の誘いには乗らずに、ひとりの男性にのみコミットしようとするわけです。いろんなことに対してオプションを用意しないわけです。
そのような人に会社や組織の命運をにぎる判断を任せるわけにはいかないでしょう。毎回毎回オールインされたら、何回も会社がつぶれてしまいます。
一部の立ち回りの上手なスーパーウーマンだけが管理職に登っていけるのはそれくらい多様に頑張らないと認められないわけです。
セックスのことしか考えてないアホなオスザルにすら、任せられないなと思われるくらいのインテリジェンスのなさ加減なわけです。
欧米のように思慮深くパートナーになるべき相手かしっかりと見極めようという姿勢なら、こいつはできるぞとリスペクトもされますが、男の肉便器としての所有物としての女の価値に一喜一憂しているようでは大事な仕事の判断を任せようとはしないでしょう。
だからこそ、欧米にはない「付き合ってくれ」=俺の肉便器になってくれという非常にストレートな言葉が発展したわけです。
こんな言葉一つに乗ってくるくらいアホだよねという扱いなわけです。
セックスのことしか考えてないアホなオスザルの見た目に振り回されることなく、女性の地位を高めるためにもひとりでも多くの女性が恋愛モンスターを実践することが望ましいですね。少なくとも、それなりのインテリジェンスがある女性なら。
ちなみに彼氏は私のことを大事にしてくれているし、結婚も約束しています。だから、彼氏だけが大事ですっていうテンプレ女子は、その結果、自分自身が男にとって刺激的でなく、面白くもない存在になっていってることに気付いていないんですよね。
なんで、日本で、半分の夫婦がセックスレスになり、無干渉・無関心になっていくかというとそういう離れる力が足りないからです。多様なオプションの用意とリスクヘッジができないからですよね。