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発熱の目的と 発熱で起こること

家族が発熱することもあるだろうから、発熱時に何が起こっているのかを自分の体に起こったことを絡めながら簡単に書いておきます。

 

体温は基本的に感染症が起こったときに上がります。
それはウイルスにしろ、細菌にしろ、増殖に必要な酵素の活性の最適温度が37度なので、それをずらすことで増殖を遅らせることが出来るからです。

 

抗原を頼りに攻撃するには、それを分解して読み取るための時間が必要なため即効性のある体温上昇が1st choiceとして選ばれます。

 

体を構成する細胞がすぐにできることはふたつだけです。
一つは他の細胞に情報を伝えること。そのために物質を分泌するわけです。
もうひとつは伸び縮みすることです。

 

運動することで発生する余分なエネルギーは熱エネルギーに変換されるので、体温を上げるのに3つの運動で対応します。

 

心拍数を上げる。
心臓は体の中で常に運動し続けており、体の中で最も温かい臓器です。体温のほとんどはこの心臓の温かさで血液が温まることで維持されています。

 

がたがた震える。
それ、わざとやってるの?と言われるくらいおおげさにがたがた震えます。こうすることで、骨格筋の運動を誘発して熱エネルギーにします。

 

末梢血管の収縮
心臓に行く血液の比率を上げるために手足の血管は収縮してチアノーゼ、真っ青になります。今回は足の血管が収縮しすぎて痛くてたまりませんでした。

なので、低温やけど覚悟で両足に貼るカイロを貼った次第です。

 

 

はぁはぁと呼吸が激しくなる
これは酸化的リン酸化というエネルギーを産生するときに必要な酸素供給を増やすためです。

 

ほとんどが交感神経を介して行われます。交感神経が興奮しているので、血糖値を上げる作用があり、エネルギー源として脂肪も使われるので皮下脂肪などが使われて、やせる効果が少しあります。

 

震える以外が老人に近いのは、老人の方が交感神経がより活動的に働いているからですね。

 

なので、こういう患者をみたとき、もしくは家族がなったときに一番望ましいのは体温を上げてあげることです。電気毛布とかがベストですね。うちにはなかったのでつらかったです。

 

追記)ちなみに自分が一番心配したのは、発熱の脱水症状による血栓での脳梗塞とかでした。どうも血栓ができやすいのか、一度右手首に血栓があって、痛かったことがあるんですよね(本当に偶然エコーで見つかった)。なので、少し血が固まりにくくなる薬だけ飲んで寝たのでした。