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みおくりの言葉(家族が亡くなったときに最初にするべき事)

ほとんど機会が無いけれど、たまに死亡診断書を書かないといけないときがあります。

患者さんが亡くなったときに家族にどう対応するか、看護師さんは授業で習っている可能性がありますが、医学生はそういうことを習う機会はありません。

先輩がどうしているかも、日勤帯に患者が急変して亡くなったとか、かなり特殊な状況じゃないと体験できないものです。


一般的には、

  • ご臨終です。
  • ご愁傷様でした。
  • ご永眠になられました。
  • お亡くなりになりました。
  • 何月何日何時何分、●●さんはお亡くなりになりました。
  • 死亡を確認に対しました。

とかなんとかお医者さんに言われるとおもいます。


その後すぐに
あとは落ち着いたら呼んでくださいね、準備しますからと看護師さんに言われます。

 

準備とは、体を拭いた後、着替えさしてくれて、死後硬直で固まる前に手を胸の前に合わせて姿勢正しい格好になるようにしてくれるわけです。
本来の業務プラスアルファの仕事になるので結構大変です。

 

最近は昔と違って、老人だと心臓マッサージなどの延命治療はせずにそのままみおくることが多いです。

 

なので、尿量が減ってきたら、家族が呼ばれて上記の段取りを踏むといった感じで事が進みます。

 

こういう時、自分は祖母が亡くなったとき以来、必ず言うようにしている言葉があります。


「おばあさんはあと30分もすれば、冷たくなってしまいます。特に最初の10分ほどで体温は下がってしまうので、そうなる前に手を握って感謝の言葉や気持ちを伝えてください。その思いや体験を一生忘れることはありません。その体験は、今度自分が死ぬときまでおばあさんがずっとそばで守ってくれていると感じられるようになりますから。」

 

ちょい短縮することもありますが、基本的にこういう主旨のことを言うようにしています。泣くのは後からいくらでもできる。でも、この温かみを感じられるのはあと10分だけですよ。その間にやるべきことをやりましょうということです。

 

 

molove.hatenablog.com

 

愛する人とは死ぬときに感謝を伝える相手でしたよね。

 

それを下がっていく体温を感じながら、しっかり伝えましょうということです。

 

恋愛モンスターとは愛するという体験の連続なわけですが、それは相手が死んだとしても永遠に続くものなんですよね。

 

もちろん、みとれないこともあるわけですが、その体験があった方が細いけれどしっかりとした糸でつながって居続けることが出来ます。