細かな論点は今まで挙げてきていますが、それらを少しまとめてみましょう。
図として、欲求の満たされ度と不満度を縦軸に、横軸としてそれらの割合をざっくりまとめてみましょう。
欲求の基本は睡眠欲、食欲、性欲ですが、それ以外に知識欲やレジャーや交友関係での満足度をラインナップさせています。
不満としては、恋愛テンプレ脳的には支配欲、独占欲といったものを取りあげ、結婚してからは生活そのものの負担とそれに対する割り振りの不満を取りあげています。
まず、最初に恋愛テンプレ脳の結婚前の満足x不満度です。
女性の6割はセックスが好きなので、男性でも女性でもセックスの満足度はかなり高くなります。
とくに結婚を考えない場合、本来の自分の市場価値以上の相手とセックスできるため、その満足度はより高くなるでしょう。
一方で所有欲や独占欲が強いため、基本、1人の彼氏か、彼女としか付き合わないため、レジャーは単調になるし、好奇心や知識もそこまで満たされることはありません。
とはいえ、家事や育児といった負担もないため、いいとこ取りのおいしいとこ取りで半年くらいは順調に続きます。
しかし、これを繰り返しているうちに自分自身の市場価値と自己評価も落ちてきて、相手のレベルも落ちていきます。
当然、結婚相手のレベルも落ちていくわけです。
で、結婚したとします。
結婚する相手は自分自身の市場価値の低下に合わせて低くなります。結果、過去にセックスした相手よりもセックスの満足度は低めになりますから、そこは減少します。
付き合っている頃には全くなかった生活面での負担が増えるのでその不満が増えます。
男性が積極的に家事や育児に参加して、ここを少なくしようとすると、仕事の進展率に影響するので、生涯収入の減少につながってしまいますが、家賃収入ががっぽり入るとか、事業形態によってはここの家事の負担を減らすことができます。
ポイントは結婚前と結婚後の満足度ー不満度で、結婚する事で右肩下がりの満足度になるということです。
一方、恋愛モンスターです。
複数の人を同時に相手にして、かつ、減っていかないのでその人達から得られる知識や学習欲はレベルに比例してどんどん上がっていきます。
その話がさらに他の人を惹きつけるのでそこにもポジティブフィードバックがかかってきます。
その分、嫉妬を誘いやすいので、独占欲の不満をあびますが、そこは強くしれぇとしていればいいです。
セックスの快楽はありませんが、基本的に自分自身の市場価値が上がるだけであり、その分、自己評価も上がっていきます。
その上で結婚すると、
れんモスのレベルが高ければ、その楽しさがある上に、セックスの良さが加わります。
恋愛テンプレ脳は結婚の手形としてセックスを使ってしまったりするけれど、結婚後の手形として使うことで家事の負担感が減ります。
男はセックスしたいだけの生き物なので、それとトレードオフなら家事くらい喜んでしますとなるわけです。
ポイントは、結婚前と後で、結婚後の方がより楽しくなって、かつ、それが50年間続きうるということです。