恋愛モンスター

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機動戦士ガンダムと恋愛モンスター ~ニュータイプと強化人間の運用法

先日書いた記事ですが、引用アニメがあまりに古すぎて真意が本人にすら伝わっていなかったのでちょっと解説しておきます。
ですが、見られる機会があったら映画のオリジナル音声三部作だけでも見てください。

 

molove.hatenablog.com

 

 

ロボット系に限らずアニメは腐女子やフィギュアオタクなどお金を使ってくれる特殊なオタク層の台頭により作品作りにしっかりとした大義を持った人が芯にいないと全方向に良い顔をしようとした結果、キャラが全員イケメン美女ばかりの現実感の乏しい作品になりがちです。


本当に売れたアニメはこのガンダムにしろ、エヴァンゲリオンにしろ、そんな媚はあまりないわけです。
といっても、ガンダムもおもちゃを売らんかなという作品で実際、プラモデルは当時バカ売れしていました。
でも、結果、キャラはどうでもいいという制約解除があったわけです。

 

エヴァンゲリオンはいうほど、ロボットおもちゃ売らんかながなかったので昨今のキャラ全員美人風にはなってしまっています。マクロスもそうですね。

 

ザブングルもキャラデザインの絵柄の関係上たいがいでしたが、初代ガンダムはおかげでイケメンイケ女がほとんどいないという作品になりました。唯一のレギュラー美人のセイラさんが異様に人気があったのは美人で描かれているのが彼女だけだったからです。一応、途中、敵や味方にゲストとして、処女性の高い魅力的な人は出てきますが、ほとんどがその話の中で死んでいきます。

 

人間臭いキャラばかりで、かつ戦争なので、しっかり人が死んでいく。といっても、何でもかんでも殺すわけではなく、これは運よく生き残った少年少女たちの物語です感をある程度残しているんですよね。

 

さて、ニュータイプです。

 

ニュータイプは宇宙空間における空間認知能力、予測能力、運動連動能力が特殊に高い人間のことであることが作中の後半恐る恐る使われる概念です。

 

運動連動能力が特殊に高い人は赤い彗星のシャー・アズナブルとして最初から出ているのでそれとは別の能力というわけです。

 

その一人目が若い女の子であるララァだったわけです。軍人とは真逆のイメージのキャラであるため、半信半疑という意味で恐る恐る使われていたわけです。

 

作品の中で最終的に味方の子供たちはみんなニュータイプ的に覚醒していくわけですが、戦闘能力という意味ではララァがとびぬけていました。

 

つまり、恋愛モンスターにおけるニュータイプとは、それほどレアな存在であり、真似しようとしてできるほど甘くないということです。


ただそれが異常に戦闘能力が高くなった理由をリンク先の記事では説明していたわけです。

 

 

これは本人がまだ結婚を意識する必要がない年齢だったからできたという意味合いもあります。

 

もう一つの強化人間は、ニュータイプという概念が映画化に合わせてバカ売れしたものだから続編のZガンダムで導入された概念で、その続編のZZガンダムではやり過ぎるくらいになってしまいます。

 

さて、Zガンダムでは、強制的にニュータイプを作ろうとしたのが強化人間として描かれ、その最初の人物が若い女性のフォー・ムラサメになります。ドーピングによる苦しみから結局ララァと同じような運命を辿るのですが、恋愛モンスター的にはなろうとしてなれるものでもないという意味合いで使っています。

 

ニュータイプがいわばナチュラルにニュータイプできている人で、強化人間がそれを意図的にしようとした人ですが、適性がない人は結局、フォーのように苦しむので無理してなる必要はないですよということです。

 

というようにアニメを見ていないと雲をつかむような話だったのでした笑