昨日、待ち合わせの時間に商業施設の広場を通り過ぎるカップルの口の動きを見ていたのですが、7割くらいは会話無し。
横に座っていたカップルは男がかなりのイケメン、女は中の上くらい。
どちらもまじめ系っぽいのですが、釣り合っているようには見えず、女性側が話しかけられたそうにしてるのに男は何も言わずにぼうぅっとしています。
女性が退屈そうにスマホを取り出したりしても男はちらっと見るだけでそのまま。しばらくすると、2人立ち上がって何処かに行きましたが、その間も会話なし。
好きだからとか、将来の伴侶になってくれたら嬉しいタイプだからとかで2人の関係性が育つ前にとりあえず「付き合った」パターンなのでしょう。
そこで約束される(と期待している)暗黙の了解は
A) 付き合っている間は他の異性とは2人きりで遊ばない
B) 最優先でデートに付き合ってくれる
C) 将来、結婚する最有力候補のつもり
D) そのため、セックスもするよね
AとBは男女の期待と制約、Cは女の期待、Dは男の期待といったことが多いですが、そこには二人の間でしっかりした信頼関係があるとか、二人の人生が最良であるように努力するとか、二人でいるととにかく楽しいとかの要素はないわけです。
結局、独占欲と性欲が優先されて、付き合うことが決定されているため、そもそも付き合ってどういう関係になりたいのかがスルーされてしまっているわけです。
好きだから付き合う。それはいい、でも、付き合ったらどんないいことがあるのか?
どんな楽しいことがあるのかです。
それを最初は独占による優越感で乗り切りますが、独占されることは別に楽しいことでもないので、そのうち、それが原因でけんかが増えていきます。
付き合ってくれが、結局、独占させてくれ、セックスさせてくれの意味しかないのが問題なわけです。
ということは、それを断り、本来、求めていたような関係性を得るには、そこを否定すればいいわけです。
なので、私はほかにも一緒に遊ぶ男の子いるし、その人たちとも変わらず楽しく遊び続けたいから、それができなくなるような関係は嫌なのよ。
その男の子たちと同じように遊ぶのは超welcomeだから、また誘って。
すんごい嬉しいから。
といいます。
すると、ヤリ目男は、いや、全然その男の子たちと今まで通り遊んでいいよ(セックスさえできればいいから)というでしょう。
そこで、いや、そうじゃなくて、付き合っちゃうとその男の子たちが遠慮して遊べなくなるからダメなんだよね。と、プレセックスピリオドしか容認しない姿勢を貫くわけです。