このシリーズのような流れで、
ことみちゃんは本当に人を好きになったことないんだよってもう10人以上に言われてきた気がするww
「いや、あるよ?みんなそれぞれ良いとこあって好きだよ?😊」って答えるけど、「いやいやそういうことじゃないんだよ」って返ってくる。
というコメントがありました。
人を好きになるのは、あいてのことがわからなくて、でも、両想いになれるかもという期待があって、同時にそうならないかもという不安があるわけです。で、そのレベルが近ければ近いほど、中央での揺らぎが大きくなり、いわゆる好きすぎて、つらいとか、苦しいとか、そういう状態になるわけです。
本当に人を好きになったことないんだよ って、そういう状態になったことがないんだよっていうだけの意味であり、それ自体には何の価値もありません。
そのことが、その後の人生で、あぁ、本当によかったという幸福感を与えてくれますか?まぁ、ある種のスリルは味わえましたが、それが幸福かどうかは別です。
せいぜいなんであのときうまくいかなかったんだろう、こうすればよかったのにと後悔するくらいです。
しかも、相手のことがわからないというのはもっというと、自分の勝手な理想があって、その幻想と実際の相手が違っていそうというかなり正確な予測に打ち悩まされるというのが本態です。
本当に楽しいことは、相手が自分の理想通りだと、幻想通りだと、それがいつまでたっても続くことではないし、そんなことは不可能です。
よくある「あなたは変わってしまった」というのも、そんなの当り前です。人は変わっていくものだし、その方向性を二人で一緒に歩むことで軌道修正していくのが人生です。
幻想を押し付けていては、そりゃ、理想と違う方向にどんどん行くでしょう。
本当に楽しいのは、常に変わっていく相手を誰よりも受け入れて、理解していくことです。
それがちゃんとできれば、他の誰よりも大事な存在になれるし、他の誰もついてこれることはないでしょう。
相手と両想いになれているかどうか不安でいらいら、ずきずきしているのが、いうほど価値があることでしょうか?
相手のことをとことん理解して、どんなに離れていても、どんなに話せていなくても、すぐそこにいるくらいの感覚を持てるくらい仲良くなって、さらにその相手と自分の配偶者が仲良く話せるくらいの関係になることこそ最高に楽しいことじゃないでしょうか?
これを短く言うとすると、
相手が男性なら、自分の奥さんと仲良くなれるくらい自分のことを理解してくれている女友達はいる?
女性なら、自分の旦那さんと仲良くなれるくらい自分のことを理解してくれている男友達はいる?です。
あなたのいうようにどんなに人を好きになっても、そんな人が一生そばにいるなんてことはありえないよね?だって、好きになるっていうのは、相手のことがわかってないってことであり、自分の理想や幻想をぶつけ続けるってことだからね。
そんなの相手が一生かけて受け入れるわけないじゃない。
まずはちゃんと人を愛するっていうことがどういうことか考えたほうがいいよ。
これをもう少しマイルドに言うとしたら、
それで、その相手のことをちゃんと愛していると思っているの?
好きになるのはいいけど、それでその相手は幸福感で満たされるの?本当に?
仮にそれで両方が同じような状態になったとして、なんで、世の中には、それでずっと好き好き言っているカップルが存在しないと思う?
それは二人が全然愛し合ってないからだよ。