子供って、自分の思い通りにはなりません。その意味で恋愛と似ています。
自我が目覚めて、予想通りの行動をし始めると、目を離せるようになりますが、その前は聞けば本音をポロリ。親がけんかをしていたら核心を突いた質問をポロリといった感じです。
子供は心の欲求に素直です。遊びたければずっと遊び続けるし、したくなければぐずってやろうとしません。
それに対して、よく見る親の反応は三つです。
一つは怒鳴りつける親ですね。これはヒステリーやDVと同じ構造です。
幻想の理想の子供ではないことにたいして怒っているわけで、誰が見ても、教育上もよろしくないわけです。ある意味、恋愛テンプレ脳を再生産しているという見方も出来ます。
もう一つは、子供の目線に立って、子供の言い分を傾聴しつつ、あるべき行動を示唆していく親です。そこまでの余裕が無いので、あまり見かけませんが、心の中ではこうしたいと思っている親の行動です。
で、実際は、ちょっとおろおろしつつも、なんとかなだめようとあれやこれやと手を尽くそうとする親です。怒鳴りはしないけれど、諭しもしません。
さて、恋愛モンスター的にどう考えてどう対処したら良いでしょうか?
最初に恋愛と似ていますねと書きましたが、それなら恋愛と同じように接すればいいわけです。
まず、子供の主張は徹底的に受け入れて、認めていきます。うん、そうだねぇと。
もしかしたら、ママが悪いとか、パパがあれしなかったから悪いとか人のせいにするかもしれません。普通の親なら、人のせいにしてはいけませんというでしょうが、それすらも、そうやなぁ、確かにママが悪いなぁとどんどん全部認めてしまいます。
大事なのは、子供自身がいや、ママのせいではなかったと自分から思うことですからこの時点では認めて構わないわけです。
その上で、本当に自分の欲しいもの、欲しい状態になるには自分がどうしたらいいかを決定させます。そのためには、自分が今こうしたらこうなる、でも、我慢して次回にしたらこうなるという状況をしっかり説明してあげて、その上でそれをどうするかは自分であるということを説明します。
人のせいにするのはわかった。その上でこの悪い状況の中、自分が得たいものを本当に得るにはどうするべきか、自分自身が責任を持って選びなさいと。そして、その選択を責任を持って実行させればいいわけです。
自分の思い通りにならないことに駄々をこねているわけですから、思い通りにしようとしようとすることがどれだけの不利益と自身の覚悟が必要になるのかを責任を持ってわからせればいいわけです。
さて、たまに何々を買って欲しいという駄々がありますよね。
それにどう対応するかをクラブで説明します。
続きはクラブで。