普通に恋愛して、結婚した場合の男の愛情の推移を見ていきましょう。
1) 付き合う前
いわゆる恋心とセックスしたい気持ちがぐちゃぐちゃに混ざっています。
セックスしたい気持ち(俺のものにしたい気持ち)が常にあり続けて、これがドライブ源となって、割といつまでも続きます。
男は別名保存なので、他に好きな女ができても、この好きな気持ちが減ることはありません。
2) 付き合いだした頃(プレセックスピリオド)
セックスしたい気持ちの方がかなり強くなります。
3) ポストセックスピリオド
釣った魚にえさはやらない状態です。
結婚を最初から考えているとかでない限り、愛情はだら下がりです。
セックスパートナーとして重宝しているだけなので、相手の女性もそれに反応して
その状態がけんかの原因になったりしてきます。
皮肉なことに一番愛情がないときがこの時期です。
一方、相手の女性の方はこの時期が一番愛情があります。
4) その関係を失いそうなとき
結婚すると、互いにもう空気のような、そこにいて当然のような存在になりますから、
子供でもできたりすると、夫婦揃って、愛情が冷めていきます。
しかし、相手が病気で亡くなりそうになったときや、別に離婚したいわけでもないのに、女性から離婚したいと言われたときなどに、相手の重要性に気付きます。
女がヒステリーを起こして、別れると叫ぶのは、この効果を狙っているんですよね。
なので、男は別れるという言葉を真に受けてはいけません。
もっと愛してと言っているんですよ。要するに。
で、このときの愛情は感謝の気持ちの愛情です。
セックスしたいという気持ちはほとんど入っていません。
女性が求めている愛情はこの状態の愛情であり、その意味で結婚して相手に尽くしているのはまさに合理的なわけです。