結婚生活という長い時間を考えると、恋愛感情だけで50年も二人の関係が続いているわけじゃないことはわかりますよね。
愛情や愛着に自然にスライドしていくものなんだとイメージしていると思うし、それはその通りなのですが、恋愛感情が夫婦の愛情に絶対移行するものでないことも分かると思います(例として、別れた相手のことは何とも思わないとかです。)。
結婚するカップルのほとんどが知り合って1年以内に結婚していることから逆算すると、そのランディング時間は1年未満となり、それ以降は、恋愛感情自体は割と不安定になっていると考えられます。
つまり、1年以上付き合って、結婚しているカップルは実質夫婦の愛情に移行した後で結婚していると考えてよく、そういうカップルが何か冷めた感じというか、生活感あふれるだれた感じの結婚式をするのはそのせいです。決して、私たち幸せよ。こんな理想の相手に出会えて、結婚できて最高に幸せですみたいなオーラはでていませんよね。
逆に言うと、恋愛と結婚が本来別の感情をもたないといけないのに、そうやって接続してしまっているから離婚率が33%とかの数字になっているともいえます。
結婚相手としてのメンタリティーを相手にもてるかどうかという方が、重要ということです。このメンタリティーはれんモスにおいても機能するので、「好き」という感情に流されることなく、自分の気持ちを見つめることが重要なのですね。