23歳から65歳まで働いたとして、42年間です。
2億5000万をこれで割ると、595万です。ボーナス込みの平均がこれくらいということですね。
なお、大卒男子平均年収は4年前で648万でした。生涯年収の方が低いのは途中でリタイヤする人がいるからでしょう。
これが、大卒じゃなくなるだけで、2億円と484万円に下がります。
つまり、大卒を捕まえられなかった時点で期待値として、生涯年収が5000万減るわけです。
中卒で、1億7000万と384万なので、そこはそれほど大きな差ではありません。
尚、年代別では50歳前半がピークでそれまで上がり続けて、その後下がっていきます。
問題は、2億5000万の平均のうち、上の方をどれだけ捕まえられるかです。
ここの上場企業年収ランキングトップ1000で、250位か750位くらいが立ち回り次第で、現実的にありえそうな数字でしょう。
250位
DOWAホールディングス 非鉄金属 781万円
750位
京阪電気鉄道 陸運業 665万6249円
しかし、それでも、平均年収を軽く上回っているので、正規分布していると考えると、下の方の同様の範囲は631万から515万くらいです。
わかりやすくするため、単純計算すると、
大卒でトップレベルだと、平均年収781-665万
下の方で、631-515万
高卒になると、484万くらいと考えると、それぞれの生涯年収を単純に43倍(高卒はプラス4)して
大卒でトップレベルだと、平均生涯年収3億3500万-2億8500万
下の方で、2億7100万-2億2100万
高卒になると、2億2700万
尚、医師の平均的な生涯年収は4億程度のようです。医師は若いころはただ働きしたりで収入が安定しないのと開業して成功するのと勤務医で終わるので、また差がありますからね。
とりあえず、年収と生涯年収の関連性のイメージを捉えておきましょう。
※この記事は【Q&A 17-17】の答えでもあります。