恋愛テンプレ脳にありがちなのが、結婚できるステータスでもない優男に私たちって運命の出会いね(おめめキラキラ)
食事のあとは、素敵な彼氏の部屋のソファーでキスしてそのままベットに行って朝を迎えちゃったぁ
まるで映画やドラマのよう、フフフ
なんて、思っていたのは、つい3か月前今では、あまりに鬼電しすぎる私に彼がドン引きして、着信拒否にラインもブロックされてる。
あぁ、わたしのどこがいけなかったのかしら。あのときはあんなに盛り上がったのに
で、それに比べて、今度アプローチしてきたこの男性のださいことださいこと。
もうちょっとおしゃれな店選んだらいいのに....
部屋も汚いし、ちょっとないわ~
と、セックスするためだけに部屋もアプローチも洗練させた男と比べて、まともにあなたのことを愛そうとしている男に目を向けない女子が多いわけです。
でも、本当に幸せなのは15年後も20年後も、ふたりで楽しく笑いあえて、ふたりが次々に新しいことを切り開いて共有できるような関係です。
ポイントはこの新しいことを切り開くというところです。
新しいことというのは、知らないことですよね。
人は知らないことに対して恐怖心を抱きます。
だから、何にでも名前を付けて知っていることにするのです。
さて、タイトルの話に戻りましょう。人の9割は平凡で退屈な人なんですよ。
ネタを仕込んでどっかんどっかん笑わせる人もいますが、そんな人は5%もいません。
でも、それがいいとも限らないわけです。いろんな局面で使えるコミュニケーションテクニックですが、そこに相手の個性が介在できないからです。
でも、人ひとりひとりいろんな人生があるんです。そういった一人一人の人生に共感し、楽しいところを見つける。
退屈そうで面白くなさそうな人ほど、普通じゃないところがあるはずです。
そこを見つけてあげて一緒に楽しむんです。
みなさんにわかりやすい例を挙げましょう。明石家さんまさんです。
さんまさんはかっこいいでしょうか?
見た目が彼の魅力でしょうか?
どんなにつまらなそうな人が相手でも、ちゃんと笑いのポイントを見つけて盛り上げますよね?
彼を見てて思いませんか?
この人はどんな人が好きなんだろうと?
そういうこだわりが見えてきませんよね?
すべてさらけ出しているように振る舞うから、逆に奥深いところが全く見えません。
逆に特定のキャラを作ろうとしている人は、隠そうとしているところに内面が潜んでいることが多いです。
自分をさらけ出して、相手のいいところ、おもしろいところを探る姿勢というのが結局、自分自身の魅力を上げていくのですよ。