ギャンブル、借金、浮気、浪費癖、DVなどわかりやすい離婚の原因はありますが、今回のように性格の不一致と表現されるものがあります。
再度、その部分を取り上げます。
相手は要求や希望を言葉で言ってくることはほとんどなく、不機嫌な態度などで不満を表してくることが多かったとのこと。
言葉でのコミュニケーションを求めましたがうまく行かず、それを求められるのが彼にとって苦痛だったとのこと。結婚すれば毎日顔を合わせるわけだから、コミュニケーションもうまくいくだろうと思っていたけれど、そうではなかったと。
トラブルの原因は、相手の物の言い方に対してだったり、共働きでほぼ家事がこちらだったので、労いのない態度に対してだったり、突然の不機嫌な態度に対してだったりとのこと。
世の中のほとんどの夫婦がけんかをするわけです。
そして、そのほとんどの原因が、家事や子育ての分担比率に関するものです。
次にというか、結局、同じ事なのですが、嫁さんのことを一番大事にしていないと勝手に思って怒り出すものです。
で、そういった嫁の意味不明なヒステリーに対して、渋々適応して家事を手伝っていく旦那さんもいれば、仕事最優先で、それを無視して突っ走る旦那さんもいるわけです。
家庭をかえりみずに仕事に邁進していれば、昇進の確率は上がりますから、それだけ将来的な収入が増えます。
一方、家事のサポートをフルにしていると、それは下がります。
しかし、嫁さんは仕事の現場にいないので、お構いなしにヒスるわけです。
もちろん、ヒスれずに、強い旦那の言いなりでうっぷんをためるだけのタイプの嫁さんもいるでしょう。
この辺は旦那の収入などとの絡みもあって一概にどうとは言えない部分もあります。
たとえば、旦那の方が3倍以上収入があって、嫁さんは別に働かなくてもよいという状況だったらどうでしょう。
しかも、仕事に専念させることで、収入がさらに増える機会があったとしたら?
わかりやすい例としてはプロ野球選手です。
イチローは食事の時間が決まっているので、必ずそれまでに料理を用意しないといけないといいます。
これは嫁さんにとって、もの凄いストレスだと思いますが、それを嫁さんはこなしているわけです。
でも、これって、イチローだからいいんでしょうか?収入が億を越えるからいいのでしょうか?
性格の不一致とは、要するに相手が自分にとって、容認できる態度をとっているか、とれていないかということです。
そして、イチローの例からもそれは、本来の性格というより、意識的にもつ心構えの上での表現や態度だったりするわけです。
この辺をもう少し分析してみましょう。
続きはクラブで。