デートに誘えば快く乗ってくれる。二人でいれば楽しく過ごせて、また次回を楽しみに出来る。
こういうごくごく当たり前の仲が良い状態が永遠に続く。
住む場所や仕事や環境、家族が出来たりで会えなかったとしても、10年ぶりでも20年ぶりでもまた楽しく会えることが出来る。
こういう状態を理想とすると、セックスすることは二度と会わなくなることのフラグにはなっても、長期的により親密になる事由にはならないわけです。
恋愛感情が湧くことも途中であるでしょうが、恋愛感情の正体は相手のことがわかっていないなので、むしろ、当然のように起こってきます。しかし、わかってしまえば、自然と落ち着いていくんですよ。
残るのは相手のスペックに対する独占欲だけです。
さて、冒頭のような状態になろうとするときに難関となるのが、恋愛テンプレ脳のありかなしかで判断し、セックスすることがゴール設定されている場合で、なしと見なされてフェードアウトというパターンがあります。
もうひとつはがちガード娘。がこんなに仲良くなったのに結婚がないならとフェードアウトしていくパターンです。じゃあ、結婚すればいいのかというと、そこから独占欲に支配されるのでヒステリーがひどくなるんですよね。
恋愛モンスターver1はこの両極端の女性達に対して、もっと真ん中に寄ろうよという提案でした。
で、男性の方も女性陣がその両極端に寄ろうとするものだからそれに合わせた対応を取ろうとする面もあるわけです。結婚するかもと言う空手形の発行です。
問題は男も両極端の女性陣も冒頭のような状況を体験したことがないってことなんですよね。という部分が最終的に恋愛モンスターの男女の悩みとつながるわけですが、問題がはっきりしている分、対応も取りやすいとも考えることはできます。