街でいちゃいちゃしたり、手をつないでいるカップルを見たら、若い頃は、いらいらしたり、羨ましかったり、むかついたりとか、まぁ、いろんな感情が湧くと思うのですが、今日、実感したことを書いておきます。
先に挙げたような感情が湧いてきても何かピンとこないなというのはずっとあったのです。
それらはこのもやもやを言語化できていないと、気持ちをちゃんと表現できていないと。
が、ようやく正しい見方がわかりました。
一言で言うと、
モテないもの同士乙
です。
いちゃいちゃしているカップルほど、その相手が他の異性とデートしたら激昂したり、泣いたり、騒いだり、ヒステリー起こしたり、信じられないとか言って別れたりするでしょう。
信じるの言葉の使い方が間違っているんですよね。
彼らは私以外の異性に見向きもしないで、恋愛感情も持たないで、私だけのことをずっと好きでいてくれると信じているからなわけですが、
恋愛モンスター的には、あなたがあなたらしく生きられることを願い、信じるわけです。他の異性とどうこうというのは入らないわけです。恋愛感情はどうせ一過性なので長期的にはほとんど意味がないからです。長期的に意味があるのは、そんな恋愛感情がなくなっても、どんなに離れていても、どんなに会っていなくても案じあえる関係性です。
いちゃいちゃしているカップルほど、そういう相手が他にいないわけです。
幸せとは、愛する人が多い状態です。
愛する人とは上記のように信じられる人のことです。
いちゃいちゃしているカップルはそういう相手が一人しかいないようでいて、信じられているわけでもないので実は一人もいないんですよね。
恋愛テンプレ脳で、付き合いそうな人としか仲良くしない、「あり」な人としか仲良くしないというのは、そういう人生です。
世界には愛せる相手が山ほどいるのに、愛しているわけじゃない人を一番大事にしようとしている寂しい人生なんですよね。
そして、それは年を取れば取るほど、実感してきますが、その理由がずっとわからないままなんですよ。