セックス依存症とか、共依存とか、心理学的にどうことといった話は言葉や定義に解決策が内包されていないので、そのカテゴリーそのものに意味はないと考えていますが、まぁ、セックス依存症っぽい状態の子はいるわけです。
単純にセックスが好きとか、セフレをセフレとしてキープしているとかです。
繰り返し快情動を得ることで、脳内の側坐核においてドーパミンの放出量が増えることはわかっています。
最初はなんともなくても、似たような状況や環境でそれを得ることで、徐々にその量が増えていきます。それは痛みを伴う場合、やや伸びしろが落ちることもわかっていますが。
具体的には陰部や接触している体幹の皮膚刺激に、恋愛しているという幻想が加わって刺激となっているわけですが、体性感覚神経の刺激が確実にあるので、ベースの気持ちよさにぶれがない上に、エクスタシーのようなバースト状態があって、さらに気持ちよく感じることも出来るのでそれに対してドーパミンが過剰に働くこともあるのでしょう。
ただポイントはそれはやっているときにしか得られないということです。
そのため、普段はそのドーパミン刺激が得られないので、特に楽しいわけでも気持ちよいわけでもありません。むしろ、その落差から依存症のように求めてしまうような状態がセックス依存症という風に言われるわけです。
とはいえ、毎日やったとしても、平均化すればせいぜい1時間程度でしょう。
7時間寝るとして、残りは16時間です。
問題はその残りの16時間の質をどれだけ上げるかなんですよね。
セックス依存症の状態をセックスの快楽10に他がゼロとします。
すると、毎日やったとして、1日の快楽は10です。
ところが、残りの16時間で快楽1であっても、一日の快楽は16になって10を越えてしまうし、そもそも、その16時間がゼロか1かでも全然違います。
起きている時間のほとんどを幸福感で満たされているかと、たった1時間だけとりあえず気持ちよいでは、総量としての人生の満足度は全然違うわけです。
つまり、残りの16時間の質が問題なわけです。
逆にその残りの16時間の質が快楽2くらいだと、1日の快楽度は32ですから、セックスしたところで、それはそれ、まぁ、ある程度の気持ちよさもあるけど、ただの排泄行為だよねで済ませられます。
で、幸福とは何かになるわけです。
それはお金なのか、地位なのか。
答えは愛する人が多いということです。
愛する人とは何かというと、
死ぬときに感謝を言える相手です。
その数を増やそうというのが恋愛モンスターです。
定義としてのれんモスが増えるだけではダメで、れんモスベイビーがある程度育っていないといけないでしょう。
それは一朝一夕で手に入るものではありません。
目の前にいる一人一人を大切にして、それでようやく積み上がっていくものです。
もちろん、大元の理由からべつに異性である必要も、同年代である必要もありません。
後大事な点ですが、この話は卵が先か、鶏が先かという問題も抱えています。
恋愛モンスターは結婚しないとセックスしませんよね。
10の刺激が入っている間は、0.2が0.4になっても、2%が4%になっただけでその違いがわからないんですよ。でも、10の刺激がないと、0.2から0.4は100%が200%になっているわけです。さらにいうと、そこから、400%の0.8になったら、0.8x16=12.8で総和で10に対抗できます。
あとはそれを1くらいに持って行ければ、もうセックスはセックスとプライオリティーはそこまで高くなくなるわけです。
10の刺激がなければ、0.1の変化であっても、日々、毎日が楽しくなっている状態と感じられますが、10の刺激がある間は何が変わったのか分からない状態となってしまいます。
セックスをやめれば、1の快楽なんて、処女性を上げていけば比較的簡単に手に入ります。そうすれば、毎日たのしーーっていう状態になれるし、やめなければ、いつまでたっても、残りの16時間がつまらない状態のままです。セックスの刺激を求めて、ろくでもない男に薬漬けにされてのたれ死んでいくコースというわけです。
そういう損得勘定できるくらいのインテリジェンスは要りますよというのが恋愛モンスターです。だから、時間軸に沿って遠くを見つめる力が要りますよと言っているわけです。
未来は絶対に明るいし、年齢を重ねるごとに幸福感は増していき、さらに言うと、1で満足する気もさらさらありません。3や5を目指していくわけです。一日の快楽度が48や80を目指しますよというのが、これからの恋愛モンスターです。
それを誰もが得られることを目指していく予定です。