結婚式から、OB会、会社の歓送迎会、忘年会、昇進祝いなど様々な飲み会、食事会の場で挨拶をしないといけないことがあります。
そこでキャラを立てておけば、壇上を降りた後や、その後の懇談のときに話しかけられたり、話しかけても自然と話が進みやすくなります。
でも、9割の人は特に持ちネタもなく、淡々とどうでも良い感想を述べるだけになりがちです。
ドカンドカンと笑いをとれる人もいますが、そんな人は50人に一人くらいで自分にはそんな才能はないと感じる人がほとんどでしょう。
たまにユーモアがある偉い人が、見事な笑いを取ったりしていますが、それはそういう偉いポジションの人が自虐的なネタを扱うからです。
かといって、感動的な体験談を持っているわけでもなし、できるなら、話したくないというのが本音でしょう。
そういうときに使える方法を今回紹介します。
まず、今、自分が興味持っているネタを考えます。これは何でも良いです。体験でも、テレビ番組でも、趣味でも、仕事の出来事でも何でも構いません。大切なのは今、自分が興味を持っている話という点です。
当然、その話はその場にはフィットしません。歓送迎会や忘年会などその趣旨には合わないはずです。でも、それでいいんです。
私、最近はまっていることがありましてと、スピーチでその話から入ります。
すると、聞いている人は何でこの人はこんな話をしているんだろうとちょっとした不安に襲われながら話を聞くはずです。
その話自体は別に面白くなくて構いません。
一番大事なのは、その話の中に、今、参加している会につながりそうなネタを探すことです。
そのネタ自体は面白くない話でも構いません。昔の思い出話でも、その関係する人に関するネタでも。大事なのはその最初の話と次の話をつなげるポイントを見つけ出すことです。
例えば、
最初の話で努力した結果、一輪車に乗れるようになったと話がありました。
努力といえば、山崎さんが大山商事との取引の時に徹夜で資料をまとめていたのを忘れられません。その努力する姿勢が、一輪車に乗れる状態、つまり、一人で事業を立ち上げられる今の状態につながったんだと思います。これからの山崎さんのますますのご活躍をお祈りいたします。
と、二つの話をくっつけるわけです。
片方だけの話ではそれぞれ別に何も面白くない話なわけです。でも、その二つの話の接点を作ることで聞いている人がこの話はどこに行くんだろうという不安から解放されて笑いが生まれるわけです。
なので、スピーチを考えるときに集中するべきはどこで二つの話をくっつけるかのポイント探しだけでいいわけです。
この方法のメリットは自分の興味のあるネタをいつでもどこでも話に出せること。すると、それをネタに壇を降りた後で、会話が生まれるチャンスが圧倒的に増えます。
それでいて、ちゃんと落ちのあるその会にそくしたネタを提供できるというところです。
クラブでは自分の例を軽く挙げておきます。
ついでにメーリングリストでは自粛中にやるべきマッチングアプリを紹介しておきます。
続きはクラブで