親からいろいろ買い与えられている子供が将来伸びないのも本当に手に入れることがどういうことかの訓練をしていないからとも言えます。
特にみんなが持っているから自分も欲しいという理由は最悪です。言葉通りで言えば、まさにテンプレートに乗りたいってことですからね。
皆と同じことをやってもそこに成長や独創性はないわけです。
科学研究もそうだし、起業でもそうですが、求められるのは、創造性と独創性です。それはサラリーマンになっても同じです。
子供に与えないといけないのは、他人と違うことをしたらどうなるのか、どう感じるのかという体験です。
体験してみればわかりますが、その中で独創性を確立するのが実はかなり難しいこともわかります。
あぁ、簡単じゃないなと思う体験をどれだけするかです。
どれくらい努力しないといけないのかの見積もりを取れるようにしてあげることです。
たとえば、夏休みの自由研究です。ネットを調べれば、いろんな自由研究のやり方が出てきます。でも、実際に自分でやるときはそれにプラスアルファを加えないといけないわけで、バックボーンで持っておくべき知識や想像力が圧倒的に足りないことを自覚できるはずです。
子供に与えるべきは、ヒントとなる知見や、新しい体験、そういう体験を生み出すソフトウェアやハードウェアなんですよね。
欲しいおもちゃがある、手に入るというステップでは、じゃあ、自分で作ろうという思考ステップが育まれないんです。
作れる環境を常に用意してあげることです。
テレビ番組でそれらのヒントとなるのは、
プレバト
ダーウィンが来た!
香川照之の昆虫すごいぜ!
とかは色々情報が簡単に入りやすいですよね。その他にも市の科学館や博物館で子供向けのイベントをしていることがあります。
倉敷市立自然史博物館とかではかなりガチの自然研究をする子供の会があったりします。
例えば、ちゃんとした環境を与えればSasukeのように15歳でステージに立てたりするわけです。
体験をさせて、それを創造する環境を与えてあげる。意識して投資しないといけないのはそこですね。