世の中には努力や才能、そして、運でエスタブリッシュした人が少しだけいます。
そういう人たちは、お金、運動能力、ゲーム能力、地位、複数の異性、名声などそれぞれ普通の人たちとは違う何かを持っています。
でも、そういう人たちに、俺って金持ちだからさぁとか、私って超美人じゃん、モテすぎて困るんだよねぇとか、あれっ、そんなこともできないの?とか言われたら腹が立ちますよね?
つまり、最初にアクセスできるその人の特徴を売りとして押されたら、相手はそれを売りとは感じないわけです。
次に自分はそういうアドバンテージもあるけど、その分、こんな苦労をしているんだよと言われたらどうでしょうか?自慢されるよりはましですが、それでも、それだけのものを獲得できたんだから文句言うなよと感じるかもしれません。
一番好印象を持てるのは、持っているものを高くも低くも評価しない態度です。
聞かれたら答えるけれど、別に自分からは言わず、それ以外のところを売りにする感じです。
例えば、お金持ちなら、お金を持っていることを売りにするのでなく、お金をどうしたら儲けられるかを相手の立場で提示するといった話なら興味を持って聞けますよね?
相手がアスリートなら、自分の結果や、自分ならこうするではなくて、あなたがこうしたら、これくらいはパフォーマンスが上がりますよと適切にアドバイスを貰えるならお金を払ってもいいくらいでしょう。
さて、では、逆にそういったものを持っていない人はどうしたらいいのでしょうか?むしろ、持っていない、もしくは、disadvantageを持っている人だっているわけです。
答えは一緒ですね。合わせ鏡で考えてみましょう。
不幸自慢や、自己否定、他者への妬みやうらみは、全く人を引き付けないわけです。
逆にほんの少しの幸運自慢をされても、ベースが不幸だと、それって自慢になるのかな?頑張ってねととしか思われません。
一番好印象を持てるのは、持っているものを高くも低くも評価しない態度です。
ないものはないし、あるものはある、それだけです。それらに一喜一憂してもそれらが増えることもないわけです。むしろ、減ることの方が多いわけです。
低いなら低いパフォーマンスの中でそれなりに楽しめていることをいかに伝えるかです。
あぁ、そんな楽しみ方があったのかと思わせられると成功です。
それらを成功させるには結局、それなりの努力は必要ですけどね。