むしろ、根拠があってはいけないくらいです。
今日はめちゃくちゃシンプルな話です。
人は自信のある人に惹かれます。というのは、世の中、わからないことの方が多いからです。
自信があるように見えるということは、それだけその分野に詳しいのだろうと見積もれるからです。
しかし、その根拠がわかったらどうでしょうか?
あれくらい歌が上手い、これくらい出世している、こんなに稼いでいるから自信を持っていると
具体的にその自信の根拠が分かってしまった場合、その根拠よりも高いパフォーマンスを出している人が世の中にいますよね?
そうすると、その人の魅力はそのより高いパフォーマンスの人よりも下ということになってしまいます。
なので、いかに自信の根拠がどこにあるのかよくわからないと思わせる方が上幅の見積もりをできなくさせるわけです。
そして、その自信が今度は信頼につながっていくわけです。どんな窮地に立っても平然としていると。べつにわたふたもしないし、逃亡もしない、へつらったりもしない。平気な顔でにこやかにいるだけ。そうすると、今度はどこで自分が頑張るべきかがピンポイントで見えてきますから、粛々とそれをするだけでいいわけです。
つまり、無駄な行動を取らなく済むという話をしています。
仕事がなくなったって、縁を切られたって、それだけで死ぬわけじゃないわけです。
どーんと構えていれば、勝手に周りが配慮できるところは配慮して動いてくれるようになってきます。
迷惑をかけるとか、かけたとか考える必要もありません。それが彼らにとって必要な行動だったのです。軸がぶれない方が信用されるわけですから、自分にできることをしていればいいのです。