男性は結婚できるステータスになったら、結婚したいと思うわけです。
それは世間体や会社の中での長期的ポジションという部分も含めて判断され、とにかく結婚したいと考えて、身近にいる結婚できるステータスの女性のうち、主に外見を中心とした自分での評価が上の人から順番に声をかけていきます。
その時点では、別に性欲とか所有欲とかは特に強く発動していないので、結婚できることが大きなミッションであり、セックスを先延ばしされても別に構わないわけです。
しかし、ルックスの評価がある閾値を越えると、所有欲の方が増す状態になります。
これは、結婚できるステータスになっていないときと同様のメカニズムが働いています。オスとして格上になりたいという欲求と連動しているもので、手に入れる=その女が一人にしか許さないと仮定されるセックスパートナーとなるという目標が立てられるわけです。
このタイプは結婚することも目的ではあるのですが、手に入れたいという目標の方が先に来ている=セックスしたいという欲求の方が先に来ているので、セックスできるかどうかが評価軸となって気持ちが上げ下げします。つまり、他の男に取られそうならイライラもするし、もう駄目だとなったら、あっさりと撤退していきます。人として長い時間、関係性を育てていきたいなんて気持ちはほぼないからです。
なんか非モテコミットされてると感じたら2つ目の場合が多いでしょうね。
これは本当に相手のことを手に入れるというのは、別にセックスすることではないということを他の女性との体験を通して体でも心でも理解している必要があるため、まぁ、なかなかわからないし、こういう人と結婚すると、ずっと幻想をぶつけられ続けるので精神的にもきつくなるわけです。
結果、美人も含めていろんな女とセックスしまくって、メス豚くらいにしか思っていないDQNに惹かれて、結婚したり、付き合ってしまうパターンもあります。所有欲まみれの非モテコミット感がキモいと感じ、それに比べると、きれいな女なんか腐るほどおるわというDQNの態度の方が自分をちゃんと見てくれていると錯覚するからです。まぁ、錯覚ですけどね。
ということは、男性にとって、可愛いとか、美人な人であるほど、そこは特に評価していないというマインドセットが大事ということです。