通話だけしかしていなくて、実際に会っていない人を「つうモス」としておきましょう。
顔を見たか見ていないかでは区別しません。アイコンが写真の人もいますからね。
つうモスの人数、つまり、れんモスでいうところのレベルが上がってくると、段々誰が誰だかわからなくなってきます。
キャラがめちゃくちゃ立っている人や何度も話した人はさすがに認知度は高いですが、1度しか話していない人はキャラのサブセットとして記憶はしていますが、顔の記憶とリンクしていないので、少し話さないと思い出せない状態になります。ただ少し話せば思い出せますが。
れんモスというのは実際に会うので、物理的接触の誘惑も含めて、高揚感の浮き沈みのレンジはそれなりに高いわけです。スリルやドキドキ感も生まれやすいからです。ただつうモスの場合、顔すら見ていないことも多いので、それはないわけです。会話に集中できるし、集中しないといけないわけです。
そうすると、レベルアップとともに積み木状に自己肯定感が上がって行きます。これはれんモスよりは効果が低いです。高さでは。
ただ堅さではれんモス以上の堅牢性があるわけです。
その結果、何が起こるかというと、非モテコミットや執着心がかなり減ります。
会話でしかコミュニケーションがとれない状態が標準ですから、人と人の関係において何が大事かと言うことにおいてフォーカスがしっかりしてくるから、恋愛感情における所有欲から解放されるわけです。
恋愛テンプレ脳の恋愛感情では互いの幻想をぶつけ合って、よい雰囲気になることが成功のように感じるのでしょうが、それが全くの成功状態で無いことが圧倒的絶対的に意識できるようになると言えばわかるでしょうか。
もっとちゃんと相手にフォーカスして、信頼感と、二人の関係性を上げなければ意味がないと強く感じられるからです。そして、それは結婚とか、付き合うとか、セックスするとかでは得られるものでもないことを実体験として理解できるからです。