結論から言うと、時間軸の遠いところをしっかりと見つめるということです。
恋愛感情の初期は互いの幻想の相手が自分のことを好きなのじゃないかという期待で発生します。仮に好きであったとしても、向こうのこちらのイメージが幻想であり、こちらの向こうのイメージも幻想です。たとえ、よく一緒にいるからわかっていると思っていても、パートナーとしてどれだけ機能するかは全くわからないはずです。
それらをさらにかく乱するのが、所有欲です。相手が美人であるとか、可愛いとか,かっこいいとか、そういう相手を所有し、独占したいという強い気持ちであり、二人のコンピネーションがどれだけよいかはより一層無視されます。
さらに結婚したいは人生で互いに補い合いながらやっていける、この人しかいないという状態が大事であり、好きとかそんなのはどうでもよいことなんですよ。
さて、二人の関係が一番成熟し、楽しいのは15年後です。
15年後には二人とも結婚しているでしょう。子供もいると思います。
所有することも、独占することも現実的にはほぼ無理な状態です。
つまり、そこにあるのは、純度の高い愛情だけなんですよ。
れんモスでい続けることで初めて得られるいわばテンバガー株のような状態がそれです。
次に10年後、それが難しいなら5年後です。
若い人でもさすがに社会人になっているはずです。
学生時代に付き合って別れる転機は付き合ってすぐの1カ月、そのあとは1年、卒業前1年、卒業直前、卒業直後くらいでしょうか。
1ヵ月は合わないことが明確に分かった場合や、とりあえずセックスできたから。
1年はほかに好きな人ができたとか、我慢して付き合うのが嫌になった
卒業前は進路が違いすぎて、同じ道を歩めそうにないとか、新入生の1年生と付き合いたいからとかです。
卒業後は忙しくて会えないからとか、新しい職場に好きな人ができたとかですね。
要するに別れる機会はずっとずっとあり続けるわけです。
1カ月で別れてそのあと、だれとも付き合わなければ、処女かもと思われるでしょうが、それ以上付き合っていると、たとえ恋愛モンスターをしていようが、周りからは非処女認定されます。彼氏を知っている男からはやり捨て要員としか見てくれなくなるわけです。
5年後というのは若い人にとっては相手の男性がようやく結婚できるステータスになるくらいです。そのときに付き合って別れててもう会えない存在になっているのか、
それとも、その5年間でもっともっと魅力的なれんモスを積み上げてモテ度が上がっているのか、どちらの未来が明るいですかね?
若い頃に独占したいと思った相手は可哀想な存在でしかないんですよ。
束縛しあうようなくだらない相手としてゴミとして消費したいと感じているからこそ相手が可哀想なんですよ。あなたは相手を今、ゴミのような存在にしようとしているんですよ。それ、本当に大事な人なの?