女性と男性ではセックスの経験人数は男性の方が多いというデータになるのですが、そもそも男と女は殆どの場合、1対1でセックスするので、セックスする回数の総和は基本的に男と女で同数になるはずです。平均をとった場合は経験人数も同数になるはずなのにそうならないということは、女性がワンナイトセックスをカウントしていない可能性が一番高いです。
逆にヤリチンは多めに申告しているのかもしれません。
いずれにしろ、一部のヤリチンが食い散らかしている構造があるわけです。
先日の話をまとめると、男性の10%くらいが口腔内にHPVを保有しており、それは女性の子宮頸がんとなるHPVから感染したものであり、そのうち、10%くらいの人が中咽頭がんになるということです。
ヤリチンの割合は5-10%程度なので、ヤリチンはほぼHPVに感染していると考えても良いでしょう。
とすると、ヤリチンとキスをするだけでそのHPVが女性に感染する可能性があるということです。
しかし、ヤリチンは5%程度であり、女性が食い散らかされている割に中咽頭がんになる確率は男性の方が5倍高いわけです。
こうなる可能性は一つは口腔内のHPVは非常に少なく、陰部をなめる行為よりは感染率が落ちるということ、もしくは、口腔内のHPVがうつるにはdeep kissなど激しく長時間のキスが必要なのかもしれません。
もうひとつはタバコです。タバコは咽頭がんの強い悪化因子であり、男性の方が喫煙率は高いためそれも影響しているでしょう。
ということは、ヤリチンと激しいセックスをしている女性はHPVが咽頭に感染する確率が高くなり、さらにタバコを吸っていると、中咽頭がんになる確率が上がるということです。
別の言い方をすると、ヤリチンはほぼHPVを口腔内にもっているので、ヤリチンとキスをしているとほぼHPVに感染し、女性の方も中咽頭がんになる確率が10%くらいあるわけです。さらにタバコを吸っているとその確率は上がります。
その確率はヤリチン10人とキスしたら期待値としては中咽頭がんに100%なるという確率ですね。
ヤリチンとキスするたびに1/10のロシアンルーレットをしていると考えるといかに気軽にセックスすることの恐ろしさがわかると思います。
キスするようなヤリチンは、イケメンDQNがほとんどですが、HPVの感染率の高さでは風俗狂いのDQNもそうですから、風俗で働くとか、そういう人とキスするというのも同じリスクがありますね。