DVとヒステリーの根源は、お前が自分の思い通りでないことに対する怒りですよね。
なぜ、こっちの思い通り動かないんだという怒りであり、逆に言うと、お前はこっちの思い通りに動かないといけないという強い信念があるわけです。
さらにそれを担保するのは、本来、社会通念的にこうするべきだろうという責任転嫁があるわけです。自分のわがままでなく、世間的にこうするべきだろうという理由付けです。
ただし、DVの場合はあからさまに俺様の言うとおりにしろ、奴隷になれという価値観で来る人もいますが、根本的には女は主人(彼氏)の言うとおりにしろという男尊女卑的な価値観が根本にあるわけです。
さらにいうと、その社会通念の方が自分の不安が少ないから迎合しているだけであり、都合が悪ければ採用はしません。
たとえば、付き合っているのにほかの異性と食事とか許せないというのは、自分が振られたり、捨てられる不安があるから、それはいけないという価値観に迎合しているだけであり、逆の立場になると、別に浮気するわけじゃないからいいとか、場合によっては彼氏は彼氏で、普通にワンナイトの浮気をする人もいます。
また、DVする男というのは、働いている場所では思うように自分の価値観通りに動けないわけです。α的に振舞えないとも言えます。結果、家庭内でそのうっぷんを晴らしてオスとしての格を保とうとしているという面もあるわけです。
これも職場でのβ的立場を責任がなくて楽と考えられるかどうかで全然精神的負担が変わってくるわけです。職場の出世争いで勝たなければ、オスとしてくそという価値観にとらわれているから、その負け犬根性のうっぷんが家庭で晴らされているわけです。
さて、本題ですが、これらに共通するのは世間的な価値観にどれだけ迎合する性格かいうことです。
デートしているときに、あんなのは駄目だとか、あっちは凄くて、こっちは良くないとか、こうすることは恥ずかしいとかの価値判断をどれだけするかが一つの指標になるでしょう。
たとえば、自分の例で言うと、
参加者全員スーツという学会があったりしますが、自分は普通にTシャツで参加したりするわけです。それは一番大事なのは学術的に新しい概念の提示であって、見かけではないからです。実際、アメリカの一番権威がある学会でもスーツの人もいれば、Tシャツの人もいます。
また、フェスやライブでサークルピットができたときにセンターに躍り出て、モッシュでみんな突進してくるまで一人で踊り狂うということもするし、みんなが棒立ちで観ているときに音楽に合わせて一人全然違う踊りをしていることもしばしばあります。
つまり、周りのこうしないといけないといった空気よりも自分が楽しみたい、正しいと思える方法で他人に迷惑をかけないなら平気でやりきるマインドセットをどれだけ持てるかです。こういう自由な人はDVもヒステリーも起こしません。
これができない人であればあるほど、ルールに縛られる人間であり、DV特性やヒステリー特性が高くなっていくわけです。
とはいえ、ヒステリーは女性の9割は起こすので、ヒステリーを起こす人は駄目だというクライテリアでは相手は選べません。
DVを起こすタイプかどうかもなかなか見分けがつかなかったりするわけです。
どの程度なら許せるのか、その辺を見極める方法をクラブで説明していきます。
続きはクラブで