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社長になりたいと思ったときに考えるべきこと

オープンチャットで以下のような書き込みがありました。

 

社長になることは自由になって自分で意思決定することだし、やりたいことを追求した結果が社長なのに、なぜ社長が不幸であるかのような書き方をしているのでしょうか?

お金を求めて、社長になった人は確かにモテづらいかもしれませんが、やりたいことを追求して社長になった人はモテると思いますよ🙆

@生田秋月 さんの会ってきた社長さんは残念な方が多かったんですかね…?

 

一言で言うと、いままで社長と一度も話したことがないんでしょうねということです。

 

社長も色々です。

上から行くと、

一部上場企業の社長で、成長が期待されている会社とします。

アメリカだと株価が上がり続けているようなグロース株の会社です。

決算は4半期に一度あります。つまり、3カ月に一回は3カ月前よりも10-20%の成長が求められるわけです。日本でも9月と3月に決算があります。

言ってみれば、英語の試験を学期ごとに10%ずつ上げていって、上限に達したらほかの教科の成績を毎回10%ずつ上げるということが求められます。あなたの成績はそんな風に伸びていましたか?

しかも、実際に実働するのは社員であって、自分ではありません。

社員に自分のいうことをちゃんと聞かせて、さらには一人一人の社員が機転を利かせて、アップサイドを狙える努力をするような仕組みを作って初めて達成できるわけです。

さらに日本は特にそうですが、社内での派閥争い、同期の間での競争、それに付随する接待や忖度とどうでもよい雑用が山積もりです。

その中で一番大事なのは会社をいかに成長させるかの大きなビジョンです。

何千人という社員の人生もかかっていますから、プライベートなんてほぼないようなものです。女の子と遊んでいる暇なんてこれっぽっちもないんですよ。

 

次にバリュー株的な老舗の会社があるでしょう。

ここは何もしなくてもそれなりにやっていける会社です。なので、社長人事は社内の派閥で比較的穏便に順番ごっこで回ってきます。楽といえば楽ですが、年功序列なので、それが回ってくるのは早くても50代です。会社のためにまじめにわき目もふらずに頑張ってきたような人が選ばれます。マルチに外で遊んでいるような人は出る杭は打たれるで出世はほぼ無理でしょう。つまり、処女性を高める努力は出世の邪魔にしかならないわけです。

 

次に中規模の比較的安定した会社の社長です。

安定しているのでダウンサイドはあまりなく、かといって、努力次第ではアップサイドもあるような会社の社長は割と自由があります。最初のコメントの社長はこの辺を意識しているのでしょう。しかし、中規模となると、どんなに若くても社長は40代、まれに30代ですが、基本的にすでに結婚しています。社員の数もかなり多いし、幹部もそれなりに揃っています。ダウンサイドが少ないといっても、業績を伸ばす必要はあるので、ほっといてもお金が入ってくるという状態ではありません。常に社長決裁の案件が複数あるような状態です。この規模では社長として模範的な生活スタイルを見せておかないと社内風紀は乱れまくって、業績も落ちてくるんですよね。ある程度の締め付けも必要ということです。

 

さらにその下の小規模の社長。このクラスが一番自由に遊べるでしょう。

既存のビジネスが完成している会社の社長を引き継いだりすると一番楽に稼げます。

たいていの場合、自分自身が稼ぎ頭だったので、自分のやってきたことを部下に教える程度であとは、最低限の決裁をするだけでよいわけです。

実はこのパターンの社長に求められるのは、処女性の高さです。生え抜きも全部抜き去って、先代の社長から気に入られるとか、自分で事業を起こした場合、仲間や取引先から信頼されて伸びていくという要件があるからです。

その意味で軌道に乗れば、仕事は思い通りにできるし、楽しいのですが、それでもやはり、会社の業績を伸ばしていくという目標と、社員とその家族の生活を守っていくという責務から逃れることはできません。

役員収入だけが入ってきて、業務にはほぼ関わらないくらいの立場じゃないと決して楽にはなれないわけです。

それに役員収入だけが入る立場になるには、縁故で親族がやっているか、もしくは、過去に自分がものすごい貢献をしたといった事実が必要になります。ものすごい貢献というのは、普通じゃない貢献です。つまり、処女性の高さで新しいことに挑戦して結果を残したという実績です。

 

まとめると、安定しているけれど、つまらない会社でゴマすり人生で、保身の立ち振る舞いで社長になるか、アニマルスピリッツで、業界に斬りこんでいって、結果をバンバン出しながら、信用できる仲間を集めていって社長になるしかないわけです。

後者の若い時期なら、れんモス活動や新しいことにも挑戦できますが、社長になってしまうと、れんモス活動自体を仕事に組み込まない限り、社員がいる手前そこまで自由にはできません。そのためには安定して稼げる仕組みを作って、社員とは距離を置くといった処置が必要でしょう。

 

その中で必要なのは、何が幸せなのかのビジョンと、稼いだお金を何に使うのかのビジョンと見識です。それは個人でも必要だし、会社や社員一人一人の分も考えておかないといけません。そこから、組み立てて、仕組みを作り、仲間を集めていく必要があるわけです。

 

そして、何が幸せかを考えたとき、社長になることは決して上位には来ないでしょう。

それは会社のため、社員のために自分の限られた時間がどんどん奪われるからです。モテている暇なんてないんですよ。つまり、れんモスが少ないから、モテ度は更に落ちていくわけです。勢い金でつながる女性ばかりになり、セックスできるものだから、それがさらにモテ度を下げてしまいます。