一つは自分の将来に対してある程度明確なビジョンを持つべきという事です。
明確なといっても、くっきりはっきり全部というわけではなくて、将来的に実現したい事をある程度具体的に思い描ける状態にしておきましょうということです。
時間というのは、放っておいてもどんどん過ぎていきます。
過ぎていく時間は有限で、全ての人に平等に与えられています。
その時間をどう使うかということが大事なのですが、実はどのような使い方がどのような結果をもたらすかはあまりわからないわけです。
例えば、子供なら誰もが直面するこの数学の勉強が将来、何に役立つの?というやつです。
それは、その問題を解くのに、役に立つ知識や情報をできるだけ的確にピックアップして、複数の回答経路のうち、効率が良いものを推測し、選んだ経路において正確に計算を進めて、おそらく間違っていないであろうと推測できる結果を出し、それを確認する。
社会で働き始めてから、仕事でやらないといけないステップが毎回全て凝集されているわけですよ。一つの問題を解くごとに一つのプロジェクトを遂行できているようなものなのです。
でも、そんなことは子供はわからないわけです。やったことも、見た事も無いからです。
そして、その大人のプロジェクトがどのような結果を迎えるかも全く想像もつかないでしょう。
綺麗にまとまったもの、ぐだぐだになったもの、間違って失敗したもの、途中で頓挫したもの、それらは数学の問題を解くときも同じような結果として表出してきます。
しかし、そんなことをイメージも出来ないわけです。やった事も見た事も無いから。
さて、ここでは社会に出て何をするべきかを書いているわけですが、それはゴールを知るという事です。どのような努力をしたら、どのような運をつかんだら、いったいどんな結果になるのか。そして、何より大事なのはそのゴールに至った人が何を感じるのか、何を考えるのかを知る事です。
そのためには、50代、60代の一山も二山も未曾有の苦難を乗り越えて何かを成し遂げた人や人生の大失敗をしてきた人の話を聞くしかないわけです。
その意味で、ガールズバーや、物理的接触のない高級クラブで働くと女性は男性の話をいろいろと聞く事が出来ます。そういうメリットが処女性が上がることに加えて、最大のメリットでしょう。
しかし、男の場合はどうでしょうか?若い男の子と年配の男性が話したいと思うでしょうか?
逆に言うと、どういう男性なら若い男の子はそういった経験をしてきた男性から興味を持たれるでしょうか?
一言で言うと、処女性の高さで、もう少しわかりやすく言うと、自分が失敗してきた道を乗り越えていけそうなやる気と明るさとインテリジェンスを持った男の子です。
そういう男の子にはその人が歩んできたキツイ判断を繰りかえしせざるを得なかった課程を話し、そのとき何を感じ、どうするべきだったのか、それでよかったのか、そして、結果、何を得て、失ったのか、それに対して自分がどう感じているのかをリアルな感覚で教えてくれるわけです。
もちろん、そんな話を聞いて、それは自分には無理だと感じるでしょう。でも、備える事は出来ます。同じ過ちを犯さないように、同じ成功をつかむために。
そして、それを得て、はじめて今やるべき事が実感を持ってわかるわけです。
ところで、女性は本来、年配の女性に話を聞くべきなんですよね。
もちろん、処女性の高さがあれば、年配の女性からかわいがっても貰えるでしょうが、嫉妬の対象にもなり得て、その関係性がずっと良いものであり続けるわけでもありません。
その意味で、女性はやはり、年配の男性から、その男性の同年代や自分より年上の女性達の人生の様を聞くのが効率が良いでしょう。
そう考えると、じっちゃまの話で一番大事なのは彼の生き様のストーリーなんですよ。