周りに押されて、クラスの好みのイケメンにアタックして付き合えたはいいけど、付き合ってみたら、ちょっと違ったという話を聞きました。はたから見ると恋愛テンプレ脳的にはうらやましいのでしょうが、本人はそんな風では全くないわけです。むしろ、れんモスしづらくて困っています。
恋愛テンプレ脳はやたら告白に重きを置くのですが、おまえの一時の恋愛感情の「好き」とかには何の価値もないわけです。
もし、それに価値があるなら、5年前、10年前の「好き」はどこ行きましたか？
知らないことならともかく、自分自身でも体験しているのに、最も信用できない感情であるそれで独占欲が満たされないから、苦しいとか、つらいとかばかですか？
そんなものは半年後、下手したら来週にはなくなっているんですよ。
告白は二つの効果を狙って行われます。
ひとつはもしかしたら両想いかもという期待です。
両想いなら付き合える。最高の幸福感に包まれるという幻想です。
互いに幻想の相手が好きなわけですから、実際に付き合ってみたら、全然そこにはそんな人いなかったという現実の確認作業が待っているだけです。
あるのはセックスの期待だけですが、それは同時に別れることへの片道切符です。
いったいどんな関係になりたかったのかという意味で、セックスしたかったというだけなら男の希望通りにはなれるわけですが、本当にそうなのかということです。
次に、これをきっかけに好きになってくれるかもというものですが、ほとんどの場合、互いのことを理解できていない段階で告白されます。むしろ、わかりきっていたら、もう告白とかする必要ないですからね。
ということは、本来、目指すべきところは告白する必要がない状態です。
仮にあなたがその相手と結婚したいと思っていたとして、それが相手に十分伝わるくらい理解しあえるかです。
でも、本当に伝わるべきことはそんな思いじゃないないんですよ。
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