恋愛モンスター

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20代のときに考えていたこと

愛とは何かとかを延々考えていたのがちょうど11-13歳だったのですが、その後、楽しく生きると決めてから特にそんなに考え事をすることもなく、大学に入り、事務処理能力が普通に高い同級生たちとの学業や生活を楽しみ、いよいよ働き出すわけです。

 

学生の頃は仕事で良い成果を上げるために、学生向けでなく、専門職向けの本とか教科書とかで勉強していたので、その時の貯金はそれなりに役立ちはしましたし、今でも役には立っています。というのは、就職してからはそこまでいろんな範囲のことを勉強しなくなったからです。

 

で、20代ですが、一言で言うと、何をしたらいいのかわかってなかったんですよね。

 

大学院に行くも、将来的にやりたいことがここではできないと思い、東京から金沢、名古屋など色んな所をめぐるも結局、隣の研究所で大学院の続きをしたわけですが、それがものすごく面白かったわけです。面白すぎて、楽しすぎて、午前1時や3時までやっていても全然きつくなかったし、楽しかったわけです。

 

たまたまお金がたくさんあるラボだったので、本当何をやっても良かったため、その後、10年以上いろいろやるわけです。

でも、芽を見出してもそこから成長しない株ばっかりなわけです。

それを自分は、無駄、無謀、無理なことにこそ意味があると信じてやっていたし、そこに疑問も持たなかったわけです。

 

その背景は、見る角度によって、たとえば、円柱は長方形にも見えるし、円にも見えるわけです。それとその頃勉強していたフラクタルの考え方から1+1=2ではないみたいな無限の可能性を信じていたわけです。カオスの中にこそ面白いものがあるというように。

 

同時に世界最先端の技術に触れられていたので、それで一発当てたいと夢を持っていたわけですが、結局、何を明らかにしたいのかというサイエンスの基礎ができていなかったわけです。

 

それは留学して、海外のラボのやり方をみて、自然に身について帰国してほどなくしてからようやくわかるわけです。

 

で、振り返って、20代の自分にどんなアドバイスができるのかですが、やっぱり、無理なんですよね。今の自分は自分の業界では世界で一番のラボで働いた経験があるから、つまり、トップがどんなものが知っているから、そこから逆算して自分にできる限界がはっきりとわかるため、そこから最大の利得を取れるように立ち回れるわけですが、20代の自分にはそれがないわけです。

 

そう考えると、やはりボスの考え方やサポートというのは本当に大事なんだなというのが今日の結論です。流れに乗らしてもらうというのは最初は大事なんですね。