大事にするから、結婚したいと言ってくれる男性がいて、私、彼と結婚したいんですという子がいるわけです。
ここでの一番のポイントは、彼が大事にすると言っている点です。
大事にするという表現をする男は、今、現在、あなたのことを大事にしていないと自己認識しているわけなんですよ。でないと、絶対に出てこない言葉なんです。
最初から最後まで本当に大事にしていたら、大事にするという付加的な行動を起こす必要がないからです。
例えば、この例だと、相手は高卒21歳の男性で、年収200万で、年収を上げる努力は言ってもしようとしなくて、でも、セックスはしたがるし、独占したがるという感じです。
この条件は誰が見ても、あちゃーーって感じですが、これが、
35歳、イケメン、仕事バリバリ頑張ってます。とかだとどうでしょうか?
相手が29歳女性とかだと、結婚に焦っていることが多く、たとえ結婚したいと言ってなくても、この年齢なら結婚を考えてくれているはずだとフルコミットしがちです。結果、それが気持ち悪くなってきて男性から振られるんですけどね。でも、釣りやすい対象ではあるわけです。
で、振ると言っても、直接的には振られません。徐々に結婚する気がないことをメンションしてきて(まだ、結婚は決められない、そういうイメージはまだ湧かないといった表現をされます)、女性が離れていく感じです。そうすると、形の上では男性が振られたようになるので、普通ならセックスのためだけに手を出すのは地雷だと言われている年齢層ですが、セックスをするためだけの目的ならある意味、ブルーオーシャンになるやり方なわけです。
その意味で、愛人になってくれとか、結婚する気はないけどとか、結婚はできないけど彼女になってくれと本音で言ってくれる方がよっぽど優しくて、相手のことを考えてくれているわけです。もちろん、相手にはしないんですけどね。
本当に大事にするというのは、100%結婚が決まっていない状態では手を出してこないという態度です。結婚したいと思っているとかの言葉ではないですよ。経済的にも、仕事のポジション的にも結婚できる状態で、友達や親にも紹介してもらっていて、ガチで結婚式の日取りとかまで相談している状態です。でも、本当は初夜までしないのが男にとっては将来的にはよくなるのですが、その辺が最低ラインです。
それはセックスして結婚しなかった場合、もう二度と会えない関係になってしまうからです。
それに対して、男性がいろいろごちゃごちゃ言ってくるわけです。普通じゃないとか、我慢できないとか。でも、そこでやらない態度が逆に信頼度になるわけです。この女性はどんなにラブラブになっても、結婚することが決まってないならセックスしない。自分のことと相手との関係性を大事にする人なんだと。パートナーとして信頼できるという最強の証明書を出して、それで去っていく男は最初から結婚する気はなかったってことですごくわかりやすいわけです。逆に言うと、そこでセックスしてしまうから、信用度が落ちて、男に結婚する気がなくなっていくわけです。