あかちゃんは、親から愛されて守られていると認知できていると、キャラキャラと笑いますよね。
逆によく知らない人に抱っこされると泣き出したりします。
また、ギャグを言ったところで、理解できないので笑う事はありません。
そういうあかちゃんを見て、人は幸福感を感じたりもします。
このあかちゃんと接するときに感じる幸福感というのは、ほぼどんな人でも感じ取れる感情であり、幸福感の要件を満たしていると言えるでしょう。
これについて考えていきます。
そうすると、付き合いだしたばっかりの若いカップルも似たような笑顔を見せる事があります。
それはある種、お互いに好きだという期待と不安のうち、付き合いだしたので、不安が減っているから出てくる笑顔です。場合によってはセックスに対する期待の事もあるでしょう。
ただ相手の事は実はよく分かっていないという意味では赤ちゃんも同じですね。
わかってないからこそ、不満も持てていない状態という意味でも同じです。
大きくなったら、小憎たらしい子供になったりするのですが。
カップルの場合も、もう少し時間軸を伸ばすと、お互いの学校や職場、住んでいる場所、友達、同僚がどんどん変わっていって、それでいて、それ以上の関係にはならないわけです。
残されているのは、結婚するかどうかだけ。それでより明るい未来、想像も出来ないような未来があるならよいですが、そのためには、内に向き合うのではなくて、外に同じくらいのテンションで向き合えて、それでいて近くにいられる条件が必要です。
この条件があるから、その条件が見極められる結婚1年前に知り合った人と結婚する人が多いわけです。
とはいえ、1年で知り合って結婚する事が幸せなのかどうかと言うと、どこにもそれを保証する要素はないわけです。
結局、何が幸福感につながっているのか、クラブで考えてみます。
続きはクラブで。