昨日の続きです。
たとえば、スカウトとかなら、相手のことを可愛いねとか褒めつつ、職業や学生か聞いたりしてお金にどれくらい困っていそうかの情報を引き出します。
で、あなたみたいな人にすごくおすすめの話があるんだけどと成功体験の例を話したりして、相手が少しでも興味を持ったらそのポイントから話を広げていきます。
この場合、目的がビジネスとはっきりしているので、そこから逆算して無駄のない会話の動線は自然と決まるわけです。
さて、転生チャレンジの場合、目的は何でしょうか?
連絡先を交換できるくらい仲良くなるです。
ナンパに似ていますが、連絡先を交換するのを目的化すると失敗するでしょう。
相手に連絡先を交換するメリットがないからです。
ナンパは俺イケメンだから将来的に付き合える可能性残したいでしょという期待を植え付けることが大事ですからそれに向かっての会話の動線があるわけです。
しかし、転生チャレンジは相手が同性のこともあるし、そういう目的でもないわけです。
つまり、連絡先を交換するメリットを別に作らないといけないわけです。
ひとつは話しててとても面白かったからというのがあるわけですが、そこで求められるハードルは芸人並みのものがあります。というのは、知っている人とバカ話をしている方がずっと楽しいからです。
また、そういうときに話せるネタをいくつか用意できたとしても、その相手との状況によって打ち出せるかどうか微妙なときがあります。その迷いがネタを殺してしまうんですよね。
また、実際にネタを打ったときも、相手の反応を見て、短くまとめるか、引っ張れるかが変わってきます。のりが悪かった場合、そうそうにクローズするか、また、別の展開に持っていかないといけません。その意味で、別展開できるネタが用意できるならベストです。
ネタとしては話しかけた時に話しかけた理由が納得できるようなものが理想です。
その意味では、自分のグループへの勧誘とかが、リーズナブルなのですが、勧誘だと警戒されるので、相手がどんなグループで遊んでいるかを聞くところからスタートして、自分のグループの話をして、その中にネタを放り込んで、そこに誘う形で連絡先を聞くというのは、比較的動線がしっかりした会話になるでしょう。すると、どんな人でも入れるグループが必要になってきます。
で、これは実は応用なのですが、基本は今のシチュエーションそのものがネタ元になっているような話をするというのがあります。
今、このシチュエーションで、こんな人に出会って、これこれという面白い体験をしたんですよというのが、ストレートに話しやすいネタになります。その合間に、あなただったらどうしますかと聞くことによって相手のキャラクターも把握できて一石二鳥なわけです。その際にあなただったらどうするかから議論をしていくのも手なのですが、正直、めんどくさがられるのでそれは悪手です。知らない人と議論しても守るものもないし、疲れるだけだからです。
あとは何度か会えるチャンスがあるなら、ジャブを繰り返して、そこから鉄板ネタに持っていくのでもいいでしょう。何回か会っていることから、それ自体珍しい体験だから少し心をひらいてくれるわけです。
クラブでは自分の体験を少し書いておきます。
続きはクラブで