男がセックスしたいだけというのは、いろんなところで言われていますが、では、一体セックスすることで何に満足感を得ているのでしょうか?
確かに陰部は気持ち良いし、肌が触れあえば安心感もあります。
陰部の気持ちよさに関しては、使ったことないですが、たぶん、最近のTENGAとかの方が気持ち良いかもしれません。
それでも、若い女なら誰とでもセックスしたがったり、プロでなく、素人を優先するのは何故なのか?
恋愛光学でそれを「ゴール」と呼ぶように、成功したり、勝利したり、征服した、攻略したという意味合いにも取れますが、それが一体何に対して勝利したのかです。
たとえば、セックス後にセックストリガーを引かれた女性側が、何度も求めてきたり、彼氏になってほしいと懇願してきたり、また、束縛しようとしてきたりは男側からはうざいだけなわけです。まさに征服した状態ですが、それは求めていないわけです。
一方で、セックスに慣れている女性は、それくらいで私の心は動かないわよとそっけない態度を取ることもあります。私は私で性欲を満たしただけであり、それ以上でもそれ以下でもないといった態度です。これは、征服した感じは受けませんね。
しかし、ヤリモク男たちはそれでも、数を求めて女性にアプローチしていきます。
女性のようにたった一人だけの女性と出会いたいという願いが描かれることはほぼありません。
男たちが勝とうとしているのは、結局、他の男なんですよ。
自分とセックスした女に惚れて結婚した男たちは自分の格下であると。
格下の男たちの数を重ねることで、オスとしての格を求めようとしているわけです。
しかしながら、実際の格は上がっていきません。どんどん下がっていくわけです。
そのことを肌で感じて、虚しいと言い出すわけです。