テンバガーは一日にしてならずみたいなことをじっちゃまが言っていましたが、決算は年4回あります。仮に決算ごとに20%成長し続けていたとしても3年ちょいかかるわけです。
3年間もあれば、他の会社が真似をしてくるので、毎回20%成長とかはほぼほぼ無理なわけです。GAFAがそれをなし得たのは、独占構造をしっかり作ってきたからです。
Googleは検索情報を、FACEBOOKはinstagramを買収し、Amazonは出荷のためのロジスティックに大規模投資し、Appleはデザインでプラットフォームの独占をしました。
さて、これを人間関係でみていきます。
私は結婚しない。あなたもいつか離れていくと思ってるという人がいました。
これはいろんな人と関わった上で、結果、そういう人が多かったし、何なら私自身がそうであると予言のような確信を言っているだけなわけです。
処女性の高い人が違うのはここにあります。
ガチで仕事が忙しくて、返事がない人とかもいますが、でも、少し落ち着いたらちゃんと返事があるわけです。
誰にでも彼にでも返事をするべきという話ではありません。
返事が貰える人は返事をする価値がある人であるべきであり、その優先順位のスロットで上の方に来ないといけないわけです。処女性の高い人はそのスロットが長いわけです。
じゃあ、長くすればいいのかと言うと、そういう話ではなくて、長くせざるを得ないほど価値のある人と関わっているからそうなるだけなんです。
恋愛テンプレ脳女子がいう「彼さえいてくれたらいい」とか、私は一途とかいうのは、そのスロットが極端に短いわけです。逆に言うと、それだけ自分に価値がないわけです。本来は、いろんな人と関わることで自分の可能性を広げて価値を上げていくべきなのに逆のことをしているのでジリ貧状態になっています。
別の言い方をすると、相手にメリットを与えられる人で有り続けるべきであり、若い女性というのはその「若さ」が売りになっているだけで、30歳をすぎるとそれはなくなるわけです。彼だけでいいと言っている私の価値も本当は風前の灯なわけです。
で、中にはその若さゆえにモテていることを自覚して、それが全く相手を信用することができないという考えにつながり、若さを求めてくる相手を憎んだり、距離を置こうとする態度を取る人すらいます。若い女に男が寄ってくるのは、生物学的な本能なのですから、それ自体はボーナス期間であると割り切っておくべきなんです。そこで、セクシャルな要求に応じれば、まさにそういう価値にしかならないわけで、応じなければ、そもそもその懸念は一切考える必要がなくなるからです。
例えば、アメリカ人は知らない人でもフレンドリーにしますよね。久しぶりの相手でも「元気だった?」とにこやかに接します。それはどこにどんな価値が眠っているのかわからないので、ある一定の距離感の人は全部つないでおくといった態度に見えるわけです。仲良くなるチャンスに対してはいつでもオープンにしているといった態度です。その積み重ねで人種も違う人同士で助け合って生きていくための社会基盤を作っているわけです。
最初の例に戻ると、自分自身がGAFAになる努力はするべきです。それは私にしか聞けない話をどれだけ体験していくかという話でもあります。すると、同様にオリジナリティーのある人とつながっていきますから、それをゆるくキープしていくわけです。さらにそのつながりを色んな世界、色んなジャンルの人とつくっていきます。その積み重ねを続けることで誰も体験したことのない幸福感を得られるようになってくるわけです。
特に20代は、若さもありますが、成長スピードの角度もかなり立っていますから、それが一番大事だと錯覚しがちです。それは自分にそれだけ吸収の余地があったからですが、本当に大事なのは、それらを全部捨てて、一から自分がどれだけ作れるかであり、それが年配の人や経験豊かの人が直面している問題なわけです。その時のヒントが実は、幅広く積み上げてきた中にあったりするんですよ。