最初期にドラゴンの巣窟の概念で解説したことがありますが、そこをブラッシュアップしておきます。
男の場合、嫁に求めるのは固い固い城壁を持った城です。というのは、それがオスとしての格を保つと同時に格を上げることのできる一番大きなチャンスだからです。
仕事で格上になるチャンスは10%もなく、仮に格上になったとしても、しがらみや雑用が増えるようになっている事が多く、メリットとデメリットを伴いますが、帰るべき強力な城を持てることは、健康面でも、仕事の効率化でも、強い力になるわけです。
一方、女性にとっては、夫は城主みたいなものです。できるだけ立派な城主に来てほしいのですが、その城主がその前にどこの城にいたとかよりもとりあえず立派な城主を求めるわけです。しかし、実際は、以前の城でやらかして出てきた男性は本当に強い城からは敬遠されます。
男性の話しに戻りますが、結婚前のセックスパートナーは城ではなく、家ですらないちょっと泊まった民泊みたいなイメージです。
城主になるだけのお金と部下を手に入れた時、いつでも誰もが泊まれる民泊を自分の城にしようとは考えないわけです。
自分専用の定宿(彼女)であったとしても、自分には分不相応な高級旅館(男が2ランク下の場合)でもない限り、城にしようとは思いません。
男が求めるのは、外敵(間男)が入ってこない堅牢な城なわけです。
処女が良いのは、外敵が入ったことがないことだからですが、入りにくいかどうかの証明にはならないわけです。
しかし、非処女で処女性が高いということは、かつては外敵が入ったこともあるけど、その後、何度挑戦されても、入るのを許さなかった城ということで信用度が上がるわけです。
彼氏が絶えない女は、このあともいくらでも外敵が入る可能性はあるわけですから、自分の城としては不安があって、敬遠します。自分よりスペックの高い男はいくらでもいるわけですから、自分がいない間にそいつが城に侵入して好き放題され、格が落とされるくらいなら、そういうリスクは取りたくないと考えるからです。
また、自分専用の定宿(彼女)で、男性が出世するのを待ってくれたところであっても、出世前の自分ですら簡単に泊まれたような民泊と、そんなところよりも堅牢なお城からの誘いがあれば、そちらの方が格は上がりますからあっさりと乗り換えるわけです。
また、スペックが高くそれなりにちゃんとした城であったとしても、あっさりと入城できた場合は、自分はもっと強力な城を持てる力があると思わせるだけなわけです。素敵な彼氏ができたと思っていても、もっと上に行けると思われてることもあるわけです。
テンプレのいうちょうどよい彼氏ができて、そのままゴールインできるという幻想は、逆に言うと、男のスペックがこれ以上上がらないという意味でもあるわけです。上がる余地があるなら、上のコースになるし、そうでないなら、周りの城に比べて、見劣りする城主となります。
つまり、外敵を退けることを繰り返し(れんモスをつくり、彼氏を作らない)、堅牢な白であることを証明し続ければ、力をつけた男性の城として選ばれるわけです。