悪口を言われたとか、責められたとかで顔を真っ赤にして言い返してしまいましたという相談をよく受けるのですが、
これは自分が正しいことを主張しているわけです。
と同時に深層心理では自分が間違っていると思っているから怒り出すわけです。
後者の間違っているという価値観は自分の立場ではなくて、一般的な別の視点での立場からですが、どちらが正しいかというと、自分の立場はわかっているけど、第3者の立場は完全にはわからないので正確には見積もれないわけです。その不安を解消するべく、強く主張しようとしているのもあります。
自分の正しさを主張すること自体は気持ちがよいものです。それはあたかも「好きです」と告白できた時の心地よさに通じるものがあります。結果を期待しているようでいて、実は結果の全体像までは意識できていません。
告白でイエスと言ってもらったとしても、次のステージすすめるための材料は実質ゼロなんですよ。それは信頼関係の土台そのものだったりするのですが。
そして、仮にすいません、ごめんなさいと謝られても、それが求めるものなんですかね?
勝ちはそこなんですかね?
本当の勝ちは何かということです。
それについてクラブで解説します。