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「恋愛 信頼」でGoogle検索1位(2020正月)の最高の幸福感を得られる方法

これからの日本を生き残るために必要なこと

昨日はリフォームの参考に畳を作っている方が新しく建てた家にお邪魔させてもらったのですが、先代が片手間に適当にやっていた畳作りをついだご主人が採算度外視のこだわりでい草を育てて、上質の畳を作っていたわけです。

最初の20年間は近所からキチガイ扱いを受け、周りの畳作りの家もみんな閉業していくなか諦めずに作り続けて、ここ10年くらいようやく日の目を見始めたとのことでした。

 

い草の効果はこんな感じですが、それ以外にも食事が美味しくなるとか、健康に良いとか、波動がよいとか正直オカルトなことまで信じ切って作っているわけですが、30年、40年間自分の作ってきたもの、やってきたものを信じるためにはそれくらいの信念が必要なのでしょう。

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通常の畳はたいてい中国製で下記のような交換の目安になっています。

裏返し   約2~5年

表替え   約4~7年(裏返しを行ってから約5年)

新調       約10~15年

 

ところが、その人が作っているたたみは最高の栄養と水で丁寧に作らているため、13年経ってもささぐれ立つこともなく、つるつるで子供が走っているとコケそうになるくらいでまだまだひっくり返す必要すらないほど長持ちしていました。

 

何が言いたいかと言うと、一生通じてやる仕事というのは、それだけの信念と専従性、さらにがちで世界一を狙う品質や機能性を追求し続ける必要があるということです。

 

若い人に知っておいてもらいたいターニングポイントは35歳と50歳くらいでしょうか。

35歳は転職市場が閉まる年齢であり、出世街道に乗れたかどうかが確定する年齢です。

乗れたら、それなりに一本道で遅くても40歳くらいまでにはだいたいそれが決まります。

で、それが一見人生の成功にも見えるわけですが、次のターニングポイントが50歳くらいなんですよ。

 

これくらいの年齢になってくると、この人何が楽しくて生きてるんだろうという人ばかりになってきます。だから、男性の自殺率は50代でピークを迎えるわけです。

 

 

この構造に対して、働きだしてから25~35歳の間にクラスチェンジを狙って士業の資格を目指す人もいます。しかし、それに成功したとして、次の壁は50歳ごろなんです。仕事にも慣れて、家庭も安定して、趣味もぼちぼちで上を狙う人生の目標がなくなるんですよね。

 

40代は流していれば、それなりに時間が過ぎていきます。でも、20代からこつこつとやっておくべきことは50歳になってから、更にブーストをかけられる材料を育てておくことなわけです。50歳になってイチから始めるじゃだめなんです。しかも、そのときに十分戦えるだけのクオリティーがないとだめです。つまり、世界レベルで戦えるくらいのこだわりの知識と技術が必要ということです。

 

これからの日本は老人がずっとずっと多い時代が続きます。今回のコロナ騒動で若者切り捨ての政治がずっと行われることは変わりません。

インフレやハイパーインフレで、老人の資産は目減りして、焼け野原になるか、ならないまでも日本の生産性が激減することは変わりません。だからこそ、そんなこと関係なしに世界で戦える武器を育てておくべきなわけです。

 

先日話した人の知り合いはフィギュアに詳しいという人でした。フィギュアを作ることもできるし、ずっと好きでいた分、値ごろ感もわかっており、転売で50%くらいの利ざやを抜ける値決めができていたそうです。フィギュアを集めるという趣味も開拓すれば、世界に市場が山のようにあるブルーオーシャンになります。日本は漫画コンテンツがすぐれているわけですから、そういうものに乗るのも手です。

マナブだって、今はクリプトの英語のブログに挑戦しています。

我々がイタリアのブランドをありがたがるように日本の売りは腐ることのない日本の歴史なんですよ。

 

自分が世界で戦える知識や技術。それを10年15年かけて成長させる。常にそのことを意識して物事に取り組み、情報発信もしていくことです。