質問の後半部分になります。
同性と仲良くなるのと何が違うのかです。
これはロングレンジで見ると違いがわかってきます。
異性の場合、基本的に知り合って、6年くらい経つと、コンスタントに話しているならセックスの対象ではなくなります。ただし、結婚の対象ではありえます。
こう書くと、じゃあ、いきなりセックスレスになるの？と思うかもしれませんが、セックスの対象としては切り替えてみるので問題ありません。
同性の友達って、仕事を意識しない年齢で知り合っている人だと長く続きえますが、仕事を意識しだす年齢以降だと同じクラスターでないと長続きしません。
職業というよりは生き方の方がクラスタリングのコアになります。
会社員なら、会社員同士。飲食なら飲食同士がよくて、そこに差があったり、価値観が違うとなかなか長続きしないわけです。
ところが、異性の場合は、それは関係ありません。必要な要素は強いて言えば、どちらかが相手に性的な魅力を少しでも感じているくらいでしょうか。これは最初の質問の答えに反すると思うかもしれません。つまり、セックスの相手、結婚の相手として少し意識しているということだからです。
なので、ふっと魔が差したような不倫とか浮気とかはその相手の気持ちに乗ってしまったときに発生しますが、後先は考えていないので大抵の場合、すぐに破綻します。物理的な条件も揃っていない段階で感情に乗って行動しているからです。
さて、では男女の友達のメリットは何でしょうか？
それは価値観やステータスの近似性がそこまで必要ないということです。
同性だと、クラスターが変化していく中でつるむことが減ったり、変化しつつあるときにマウント取らないように気を遣って発言したりになりますが、異性同士だとそもそも格争いをしていないので、そこまで気にしなくてよいわけです。もちろん、男の方が上の方が安定性は出ます。それはオスとしての格で、メスより低いでは暴力性の点において他のオスより低いと同義になってしまうからです。
また、ブログで言うところの離れる力になるので、別の異性との引き合う力に変換できるというメリットもあります。
