以前、夫の自慢をする女性心理の記事を興味深く読ませていただきました。妻の自慢をする男性の場合は、いかがでしょうか?
オスの格争いにおいて、1次情報で評価されるのは、学歴と社会的ポジションです。
社会的ポジションは上げることができますが、学歴は確定事項なのでそこがベースのポジションになります。
社会的ポジションもその時点ではある程度確定的な事項です。
しかし、妻というのは、その社会的ポジションの結果、得られるものでもあるので、妻情報は社会的ポジションのサブ情報になるわけです。
そもそも自慢をする人の心理は、自分には何かが足りないと自己評価しているときです。
結婚というのは、オスの格争いの最後の勝負的な意味合いがあります。どんなに金持ちになっても結婚していないと、そこに猜疑心が生まれてしまいます。一人の女性からも信用されていない証明になってしまうからです。つまり、結婚していないというのはオスにとって、マウント争いである種弱点になるわけです。
さて、妻の自慢をするとしたら、どこでしょうか。見た目、料理の上手さ、子育ての献身さ、仕事のパフォーマンス、実家の太さ、特別なスキル、スポーツや文芸の過去の実績、年齢差とかでしょうか。
男性が妻の自慢をしていた場合、その自慢の内容が結婚した理由になります。
つまり、見た目を自慢していた場合、その男は見た目目的で結婚しているというわけです。
これを逆手に取ると、自分が結婚したかったけど、できなかった男性がいたとします。
その男性に、奥さんの自慢できるところはどこですか?と聞いてみてください。
その答えが結婚した理由になります。
男性は基本的に妻の自慢はしません。それはオスとしての格争いの最終項目であり、もうどうしようもないからです。それでも、している人はそれまでの自分の人生に汚点があるというか、本来のパフォーマンスは出せていなかったんだという自己認識があるわけです。