高収入、高学歴、美人、イケメンなどスペックの高さは異性を惹き付ける強い要因となるのは確かだし、たとえば、高収入で足切りをして、プラスアルファの条件で相手を選べば、それなりに条件が揃います。
それは、家族に対する見栄、友人や会社の人に対するマウンティング、仮想敵に対する格勝負などに対する欲を満たせるかもという期待を生みます。
人生に対する課題をクリアしたような安心感も伴います。
しかし、実際の相手は思い通りだったり、自分の都合の良いようには動きませんし、考えもしません。要するに順番が逆なわけです。
相手の考え方、身の振る舞い方、習慣が先にあって、そのあとについでにスペックがあるという受け入れ方でないと、本来向き合うのはスペックではなくて中身だからです。
さらにいうと、結婚するということはスペックに対する期待が織り込み済みになるということです。
どんなに金持ちでも、どんなに美人でも、結婚したら、それを欲しいとは思わなくなるわけです。だって、すでに手に入れているからです。
そして、逆に、こんなにハイスペックの人と結婚できたぞとマウンティングしていると、気持ちはそちらにばかり動くわけです。
わかりやすい例でいうと、事業で失敗して貧乏になったり、加齢で美人とはいえない顔になったりしたら、その気持ちはどこにいくのかということです。
こんな人と結婚しなければよかったという気持ちに向かうわけです。
そうはならないためにどうするかです。
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