恋愛モンスター

「恋愛 信頼」でGoogle検索1位(2020正月)の最高の幸福感を得られる方法

離婚の条件

離婚したい、離婚してやる、離婚しかない。

理由は浮気だったり、借金だったり、モラハラ、DV、ヒステリーだったりですが、生きていく上で困ったり、精神的肉体的被害がない場合、それは相手に対する期待があるからこそ生まれてくる感情なわけです。

 

恋愛感情はもうない、愛情はもうない、愛想を尽かしているといった状況はあるでしょうが、そういう状態にならない相手を期待しているのに、そうではないから、別れたいという感情が湧いてくるわけです。

 

一方で離婚するとかけがえのないものを失うことがあります。

 

それは二人で培ってきた歴史です。転勤、転職や出産、育児といった人生の大きな変化を共有してきたわけです。それ自体は半分以上の人が持つようなありふれた体験です。

でも、その二人で共有した体験はその二人しか知りません。細かい事情や細かい感情はもう忘れています。でも、流れとして、二人が見てきた風景は二人しか知りません。

 

人はいつか死にます。残してきた業績も、残してきた子供もいるかもしれませんが、それらを直接操作する影響力はなくなっていますから、一世代すぎれば、ほとんど忘れられます。

 

とはいえ、男は格争いの賜である業績に執着し、女は女性にしかできない出産産物にこだわります。子供がいれば、それだけでいいし、いないなら、子供を作る機会を求めるわけです。

 

天秤にかけられるのは、それらと歴史です。

格の担保や子供があるなら、離婚はありとなるわけですが、歴史がどれだけ得がたいものであるかが決め手になってきます。

 

そして、それは楽しい体験がほとんどであるべきですが、記憶としては苦しかった体験や苦労した体験の方が半分くらい占めます。

 

互いのことを思いやれるとか、ちゃんとコミットしてきたかとか、相手を受け入れてきたかとかの条件はあるでしょうが、いちばん大事なのは、今、二人で笑い合えるかです。

 

不満は期待の現れなんですよ。でも、期待が叶えば、笑顔が生まれます。

不満がない状態というのはないわけです。人は常に変わり続けるからです。

 

しかし、相手を見続け、相手を理解しとけば、その安心感が笑顔を生みます。

 

つまり、家庭では常にオープンで有り続けて、定点であり続ける必要があるわけです。

かつ、相手もオープンで有り続けて、定点でいられるようにたち振るわなければいけません。それが笑顔を生むし、歴史を作るわけです。

 

離婚というのはそれができない状態にするべきなわけです。