最近、ホリエモンの動画をよく見ているのですが、彼は社長業をせずに投資家としてお金を出して、それぞれの事業にアイデアを出し、儲かれば資産が増えるという構造を作っています。彼は金儲けに興味なくて、他の人が目を付けていない事業やサービスを新しく作っていることにだけ興味があるわけです。
生き方的には恋愛モンスター的なのですが、女性の扱いが恋愛工学なので、幸福感は上がっていきにくいけど、ストレス感受性が低そうなので、そこまでダメージはないようです。いろいろ慕われていますからね。
押尾学がホストクラブの顧問をしているのですが、金曜日だけ接客していて、男性客が多いというのと近いイメージです。オス特有の自分の才覚だけでのし上がった格上のオスに対するリスペクトでしょう。
さて、ホリエモンみたいな生き方は自由で楽しそうと感じる部分はあると思いますが、自由とは福沢諭吉がliberty（freedomという説もあります）を「自らをもって由となす」と訳したのがその始まりだそうです。すなわち、自由とは、他人に与えられたものではない『自ら（の意思や考え）』を、『行動の由（理由）』とすることを意味しているとのことです。
自らの意思や考えを生みだす元は何でしょうか？
それは情報です。
情報があれば、自分にできることと結び付けて考えて、行動につながるフローが生まれます。
でも、ほとんどの人が行動しません。
そのボトルネックとなっているのは以下の三つです。
- 情報が入る仕組みを作ってない。
- 情報が入ってきても情報に興味を持てない、もしくは興味ある情報にアクセスできていない。
- 行動する手段を持たない（と潜在的に思い込んでいる）。
結果、自分に世界を変える力とかないし、世界にも自分を変える力はないと諦めているわけです。
そういった無力感が興味を持つ力を落とし、興味が持てないから変えようとも思わないの負のループにはまって、何もせずにただ人生の時間が過ぎていくわけです。このままでは自分の意思をもって、行動している人でなく、ただの歯車のまま人生終了です。
そうならないためのファーストステップはまずはアウトプットの整備です。
行動でできることは、情報発信、サービス提供、作品発表、パフォーマンスの披露などです。
情報発信には、出版、論文発表、テレビ出演、ラジオ出演、イベント出演などいろいろありますが、SNS発信でまずはいいわけです。
とにかくアウトプットの道路を狭くてもいいので、まずは整備します。
次に知りたいという興味の源泉は欲望です。
アウトプットするために知りたいが一番ストレートフォワードですが、三大欲求に任せても構いません。性欲を満たしたい、食欲を満たしたい、睡眠をとれるように余暇を増やせるようにしたいです。
金を儲けたいでもいいのですが、多くの金持ちの悩みはすることがないです。つまり、アウトプット整備不足です。その点、ホリエモンはYouTubeによる情報発信と、サービス提供の二つを揃えているので、全部が上手く回っているわけです。
さて、次にするべきことは「質問」です。
最初は三つでいいです。毎日、三つの質問を考えてください。
幸い今だとchatGPTなり、Bingなりで簡単な答えは用意されます。
三つ質問して、そのアウトプットをSNSに載せる。
ここが基本です。もちろん、別のアウトプットの方法があれば、それでいいし、そもそも毎日知りたいことがあるような状態なら、質問もしなくてもOKです。
このサイクルを太くしていくことです。アウトプットを仕事に組み込む、アウトプットの集客やフォロワーを増やす、インプットの質を上げる（人に会う、れんモスに会うでもいいわけです）。そうすると、自然と情報発信源としての自分の価値が上がるので、出会える人の質も上がってきます。ホリエモンもネームバリューで業界トップの人と簡単に会えて話せて、事業説明、業界説明を受けられるわけです。
