当たり前ですが、世の中、新しいものが評価され、価値あるものとみなされます。
新しいサービス、新しい便利なもの、新しいデザイン概念、新しい雇用形態。そして、それゆえにそこにはお金が集まります。
伝統の味を伝える飲食店でも、伝統ある染め物の反物屋でも、それは他が真似できないがゆえにどんな時代も慣れたものとは違う新しいものとして受け入れられており、逆に誰でも真似できるメロンパン、タピオカ屋、フルーツサンドイッチ、高級食パン屋はブームが去れば潰れていきました。
価値があるということは、その話を聞く価値もあるということです。
だから、知らない業種、業界の人と出会ったら、その人や業界の世界観を聞くようにしています。建設業者の人、タクシーの運ちゃん、行きつけの店。特にその業界で成功している人の世界観は聞く価値があります。それだけ他と差別化できているからです。
それに食事処なら、店主のこだわりまで話は及びますから、出てくる食事の価値をちゃんと理解して食べることもできます。
歴史は学校で習うものですが、教科書に載らない歴史は今この瞬間もどんどん進んでいるわけです。文化の進化の歴史という視点で見ると現代の進歩のスピードは目を見張るものがあり、それをキャッチアップしないのは、本当に勿体ないことです。
この恋愛モンスターだって、歴史から見たら新しい価値観です。
わかって、取り組むのと、わからずに取り組むのでは雲泥の差ですから。